語学留学のすべてがわかる！

カナダに語学留学をした理由

カナダに行きたいと思ったのは、中学生のときです。英語の先生の留学体験を聞き、カナダへの留学に興味を持ちました。大学に入学し、教員になるために勉強していたところ、先輩からTESOL（世界で英語を教えられる資格）について聞き、そのコースで学ぶために留学を決めました。

留学前の情報収集

留学経験のある人たちに話を聞いたり、サポート団体のカウンセラーにアドバイスをもらいました。最終的には、カウンセラーに留学したい場所や目的を伝え、私の要望に合う学校をリストアップしてもらいました。そ
れらの学校の中から、学生たちの評価やカリキュラムを見て決めました。

語学学校での勉強

語学学校では、午前中の授業がメインで、レベルも朝の成績で判定されました。午後は、それぞれのレベルの中から自分が学びたい教科（リスニング、ライティング、文法など）を選んで受講します。午後の授業は必修ではありませんが、ひとつの教科に特化した授業が開講されるので、苦手な分野は午後で鍛えました。課題はほとんど出されず、学校のテストやTOEFL やTOEIC などの勉強をしている人もいました。学校のテストは、筆記やパネルディスカッション、スピーキングなどで評価されました。クラスによって異なりますが、レベルが上がるごとに内容もむずかしくなります。

滞在先の探し方

私は語学学校にホームステイ先の手配を依頼しました。万が一トラブルがあった場合には相談に乗ってくれたり、ほかのファミリーを探してくれますし、ホームステイ先についてのアンケートを学生から回収して、きちんと管理されていました。そういったケアがあるため、私のホームステイはとても充実したものでした。

語学留学で経験したこと

カナダは移民が多く住んでいる国なので、留学生だからといって周りから浮いてしまっている、というようなことはありません。このような環境のおかげで、ひとつの国にいながらさまざまな国の文化や食べ物、考え方にふれることができて、とても勉強になりました。また、自分の中のこれまでの「常識」がくつがえされました。留学すると価値観や考え方がかなり変わるので、大抵のことは受け入れられるようになりました。

 現在の活躍の様子とメッセージ

私は大学を休学して留学したので、復学して教員課程を引き続き受講する予定です。語学留学だけでなく、専門的なこと（英語教育）も学んだので、英語教師を目指してがんばります。語学留学は、本当に目標が大事です。とりあえず」の人と、「目標を持って向かって努力した」人では、英語力の伸びも、留学の中で得るものの多さも違います。留学をする前に、「どうして留学をするのか」をしっかり考えておくことをおすすめします。