大学院留学
平松 航さん
- 留学した都市:オークランド
- 留学した学校:Auckland University of Technology
- 留学期間:2017年3月〜2019年4月(ホームステイ→アパート滞在)
- 授業料を除いた1か月の生活費:7万5千円
ニュージーランドに留学をした理由
私は将来スポーツに関わるトレーナー、もしくはStrength & Conditioning Coachとして働きたいと高校時代から考えており、日本の大学ラグビー部で学生トレーナーとして活動をしていました。日本の大学を卒業する段階で、ラグビーのstrength & conditioning coachとして働くためには、専門的な勉強が足りていないと感じていました。そこで、卒業後に日本の大学院で勉強をしようと考えていましたが、「どうせ2年間プラスで勉強するのであれば、英語とさらに異なるラグビーの文化に触れてみたい」と思い、留学を決めました。ニュージーランドに留学した理由としては、日本の大学に在学中にAUTの教授にお会いする機会があり、さらにニュージーランドに訪れた際に、人々の温かい雰囲気と強豪国特有のラグビーに対する考え方に魅力を感じたからです。
ニュージーランドで勉強したこと
Mater of Sport & Exerciseを2019年8月に修了予定です。具体的な内容としては、1年目はオンラインと教室での人間体に関する基本的な座学(解剖学、生理学、トレーニング論、スポーツリーダーシップスキル)、自分の研究に必要になってくる研究テクニックについて学びました。オンラインで行われる授業も多く、働きながら、もしくはインターンをしながらでも自分の時間で勉強を進めることができました。入学してから半年経ったあと、大学院の教授に相談をしてAuckland Rugby Unionでインターンをはじめることができました。そこでは2019年3月まで、インターンかつリソースコーチとして働いていました。修士課程の2年目は自分の研究を進める期間なので、1年目に学んだことを生かしてスーパーバイザーと相談しながら自分の研究テーマを決めていきます。研究を進める際には、インターン先に協力をしてもらいデータを収集しました。現在修士論文を執筆中です。また別件で、Australian Strength & Conditioning (ASCA)Coach のレベル1という資格を取得しました。レベル3まであるので、今後そこまで資格を取っていければいいなと思っています。
現在の活躍の様子
2019年3月まではAuckland Rugby Unionで州代表チーム、19歳以下代表、地元の将来有望選手を集めたアカデミーとHigh Performance Sport New Zealandでさまざまな競技の若手選手のStrength & Conditioning Coachとして活動しています。将来は日本や海外関係なく、ラグビーチームのStrength & Conditioning Coachとして働いていきたいと考えています。