ニュージーランド留学のすべてがわかる!

総合大学・大学院留学

小・中・高校留学

ニュージーランドには国立総合大学が8校あり、政府は「質を保つためにこれ以上数を増やさない」方針を掲げています。Universities New Zealandが品質保証の審査をするなどシステムが整っており、学士号課程に進学したい留学生のために、全大学が入学準備コースを設けています。

【費用の目安(年間)】

学費

  • アート、ビジネス、法律などの文系学部:NZ$24,000~34,000
  • 科学、工学、コンピューターなどの理工系学部:NZ$27,000~42,000

生活費

  • NZ$15,000~20,000(食費や被服費、交通費、娯楽費、保険料、住居費などを含む)

ニュージーランドの総合大学の特徴とコースの種類

ニュージーランドの大学は2学期制で、2月末に新学期がスタートし、11月中旬に終了します。学校やコースによっては、学期ごとに入学を受け付けています。ニュージーランドの大学では、入学して1年目から専門分野の科目を履修することになり、学生は図書館やインターネットなどを利用して自主的にリサーチを行い、課題に即した研究・分析に取り組むことが要求されます。文系の学部で、講義とtutorial( チュートリアル=少人数のクラスでディスカッションを中心に行われる授業)の時間が多く、理工系の学部では実験や実地調査などが中心です。また、学部に関わらず、ほとんどの科目で“assignment”と呼ばれるレポートやプレゼンテーションなどが課されます。コースによっては、インターンシップなどの職業実習が含まれる場合もあります。

大学入学準備コース

ニュージーランドでは高校卒業(Year13修了)時点で、日本の大学の1年次に履修する教養課程にあたるレベルと専攻分野に進むための基礎科目を修了し、大学では1年目から専門科目を勉強します。そのため日本の高校を卒業してニュージーランドの大学へ進学する場合、まずは“Foundation Studies”と呼ばれる「大学入学準備コース」を受講するのが一般的。大学入学準備コースには、それぞれの大学が独自に設けているものと、工科大学・ポリテクニックや私立の高等教育機関が開講しているコースがあり、入学条件や必要な費用はほぼ同じに設定されています。どの教育機関もサービスが充実しているため、安心して留学生活を送ることができます。

コースの期間は、通常は約1年(7月に入学し、半年で大学に進学することが可能なコースもあります)。大学入学準備コースでは、大学進学に必要な科目の勉強はもちろん、大学での専門分野に関連する科目や授業で必要とされる専門用語のガイダンス、ディスカッションやコミュニケーションの手段、研究・分析の方法など、大学での勉強に欠かせないスキルのトレーニングを行っています。コースを修了すると、総合大学のほか工科大学・ポリテクニックに進学して準学士号や学士号を取得することができます。

【入学条件】

  • 高校課程の修了
  • IELTS Band5.5以上、TOEFL iBT70点以上の英語力

大学学部のコース

日本人がニュージーランドの大学に留学する場合は、以下のルートが考えられます。

❶ 日本の高校1、2年次にニュージーランドのYear11またはYear 12に留学して、大学進学の準備をする
❷ 日本の高校課程修了後に、ニュージーランドの大学入学準備コースを経て進学する
❸ 日本の高校課程終了後に、直接大学学部へ進学する

ニュージーランドの大学では、通常は3年間で学士号(Bachelor’s Degree)が取得できます。しかし、その期間はそれぞれの大学やコースによって異なります。特に医学や建築学、工学などの理系コースの場合は、一般的には修了までに4年~6年程度の期間が必要です。大学の学部課程には、6か月~1年間のサーティフィケート(Certificate)コースや1~2年間の準学士号(Diploma)コースもあります(工科大学・ポリテクニック留学はこちら)。そのほか、留学生のサポートを目的としたサマースクールや短期コースを開講している大学などもあり、エッセイの書き方やディスカッションの方法など、大学学部で勉強するためのスタディ・スキルを短期間で集中的に指導してくれます。

【入学条件】

  • 高校課程の修了
  • IELTS Band6.0以上、TOEFL iBT80点以上の英語力

※学校によって条件はさまざまなので、志望大学の入学条件をよく調べましょう。

スタディ・アブロード

日本の大学もしくは大学院に在籍しながら、半年から1年間ニュージーランドの大学生活を経験し、専門分野を探求したい人には「スタディ・アブロード」がおすすめ。このプログラムは、専門分野を中心に学生の知識の幅を広げ、個人的なチャレンジや異文化体験の機会を提供することを目的としています。ニュージーランドの大学より成績証明書が発行され、取得した単位が日本の大学で認定されるケースも多くあります。また、日本の大学と提携し、短期の交換留学生を受け入れているニュージーランドの高等教育機関もあります。興味がある人は、自分が在籍している学校に問い合わせてみましょう。

大学院

大学院課程は、ニュージーランドの全大学が開講しています。大学院課程では下記の学位が取得でき、ニュージーランドの大学院で勉強する学生の配偶者は、本人が履修するコースの期間有効な就労許可書を申請できます。

 


  • 大学院準修士号(Postgraduate Diploma)
    学士課程修了後、1年間のコース修了で取得でき、学士号課程で専攻した科目の、より高度な知識とスキルを修得します。優秀な成績で修了すると、大学院の修士課程や研究分野によっては、博士課程に進むことができます。

  • 修士号(Master’s Degree)
    研究論文を提出する「リサーチ・コース」と講義履修、テスト、論文を組み合わせた「コース・ワーク」があります。期間は一般的に2年間ですが、1年~1年半で取得できる修士号コースもあります。

  • 博士号(Doctorate Degree)
    取得に約3年間必要で、専門分野の研究論文を仕上げます。リサーチ(研究)が中心だが、コースワーク(講義履修)もあります。政府の方針で、博士課程の留学生はニュージーランド人の学生と同じ授業料を支払えばよく、留学生の子どもは公立の学校でニュージーランド人の子どもとみなされます。

【入学条件】

  • 基本的に学士号を取得していることが条件。また、就労経験や研究能力の証明書、推薦状などがあると、希望する大学院のコースに入学できる可能性が高くなる。
  • IELTS Band 6.5以上、TOEFL iBT90-100点以上の英語力

ニュージーランド国際博士研究奨学金
ニュージーランドの博士課程の留学生には、ニュージーランド国際博士研究奨学金(New Zealand International Doctoral Research Scholarships=NZIDRS)をはじめ、さまざまな奨学金制度が存在します。

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Guidebook

ニュージーランド留学ガイドブック 2020-2021

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