ニュージーランド留学のすべてがわかる!

小・中・高校留学

小・中・高校留学

ニュージーランドには2,500以上の公立学校があり、95%の生徒が公立校に通っています。新学期は1月下旬~2月上旬に始まり、12月中旬に終了します。授業はアットホームな雰囲気で、各教科にリサーチや発表の機会が組み込まれており、生徒の自信育成につながるように配慮されています。

【入学条件】
10歳未満の留学には、保護者(親や親戚などで学校が認めた人)との同居が必要。中学・高校留学に必要な学力としては、5段階評定で平均3.0以上が目安。本人のやる気やニュージーランドの生徒たちと親しくなれるかどうかなど、性格的資質も重要な査定ポイントです。

【公立校の費用の目安(年間)】

  • 学費:平均NZ$13,000~18,000
  • 滞在費:NZ$12,000~15,000
  • 制服:NZ$300~500(私立校は約NZ$1,000まで)

※そのほか、小遣いや通学費、通信費などを加えると、1年間の費用はだいたい200~300万円程度が必要。

ニュージーランドの乳幼児教育

ニュージーランドで「乳幼児教育」というと、就学年齢に達していない乳幼児(0~5歳児)に対する幼保一体教育を意味します。乳幼児教育は教育省が一括管理しており、多種多様な乳幼児教育施設が、国の統一指導要領「テファリキ」をもとに、子どもの個性を伸ばすための教育を提供しています。乳幼児教育サービスの種類も多く、利用する保護者の数も増加しています。現在、ニュージーランドの3~5歳児のほとんどが、何らかの幼児教育を受けています。

ニュージーランドの小学校

ニュージーランドでは「学年」のことを“Year”と呼び、6歳~16歳までが義務教育期間。通常の場合、子どもが5歳の誕生日を迎えると、日本の小学校にあたるプライマリー・スクールに入学します。プライマリー・スクールのクラスの生徒数は、通常は教師ひとりにつき20人前後。また、小学校では自信と積極性を身につけ、人とのつながりを大切にする教育を行ってます。Year 8まで一貫教育を行っているプライマリー・スクールのほかに、Year 6修了後に2年制のインターメディエイト・スクールへ進むことも可能です。インターメディエイト・スクールでは、中学校に進む準備として専門科目の学習を開始し、幅広くバランスのとれたカリキュラムで学ぶことができます。

ニュージーランドの中学・高校

プライマリー・スクールを修了すると、次のセカンダリー・スクール(学校によっては、ハイスクール、グラマースクール、カレッジとも呼ばれる)に進学します。セカンダリー・スクールはYear 9からYear 13(通常13歳~18歳)までで、日本のような中学・高校の区別はありません。セカンダリー・スクールは全国共通の指導要領に準拠しており、入学資格や履修コースなどは全国でほぼ同じシステム。ニュージーランドでは、英語(国語)、芸術、保健体育、外国語、数学および統計学、理科、社会、技術の8つの学習分野を設けています。Year 9、10では基礎となる必修科目を勉強し、Year 11になると必修科目のほかは、自分が得意なものや将来の目標に合わせた科目を取ることができます。Year 11~13の生徒は、全国共通の資格試験であるNCEA*を受験します。校内評価と学年末試験の組み合わせで成績が評価され、それぞれの受験をクリアすると、上級課程の進路選択ができるようになります。

高校生の交換留学

交換留学は、現役高校生が対象の異文化体験や国際交流を目的とした1学年間(約9か月)のプログラム。留学中にニュージーランドの学校で取得した単位は、学校長の判断で36単位を限度に日本の学校でも認められます。交換留学プログラムでは、ボランティア(無償)家庭に家族の一員として滞在しながら、その家庭の学区にある公立高校に通学します。高校生の交換留学プログラムの募集や実施は、すべて留学サポート団体が行っているため、個人で手続きはできません。興味がある人は、自分が在籍している学校か留学サポート団体に問い合わせてみましょう(留学サポート団体についてはこちら)。

留学生用の英語力補強コース

ニュージーランドでは、留学生を受け入れるほどんどの小・中・高校で、学内でESOL(English for Speakers of Other Languages)と呼ばれる留学生のための英語教育を提供しています。英語力が初級レベルでも、ESOLのクラスを中心に履修し、現地のセカンダリー・スクールで学ぶことができます。Year11以上の学年になると授業の内容も高度になり、NCEA対策の勉強も始まるので、かなりの英語力がないと本科への編入学を認めない学校もあります。必ずしも自分の年齢に合わせた学年に入学することにこだわらず、余裕のある留学プランを設定しましょう。

*NCEA(National Certificate of Educational Achievement)
NCEAは3段階のレベルに分かれており、通常はレベル1をYear11、レベル2をYear12、レベル3をYear13で取得します。学校により異なりますが、40以上の科目から自分の興味や能力に応じて科目を選択できます。レベル1では英語、数学、理科を中心に学び、その他2~3科目を履修。レベル2・3では、進学や就職に必要な科目を選びます。NCEAで優秀な成績を収めるとMerit(良)やExcellent(優)が授与され、大学進学や就職時に考慮されます。ニュージーランドの大学の学位課程に進学するには、大学が認める科目で所定の単位を取得し、言語の読み書き能力と計算能力において一定の基準に達していることが求められます。また、NCEAは高校教育修了の証明になる資格として海外でも広く認められており、日本・アメリカ・イギリスを含めた海外大学への進学の際にも考慮されます。

<NCEA以外の世界で通用する資格>
教育の国際化に対応するため、国際バカロレア(IB)やケンブリッジ国際検定(CIE)を提供するセカンダリー・スクールが増えている。

日本の大学への出願資格とは?

近年ニュージーランドのセカンダリースクールを修了後、日本の大学へ出願する学生が増えています。出願条件に関しては、日本の受入教育機関(大学、高専、専門学校など)の判断となるため、出願先の学校に問い合わせてみましょう。ニュージーランドの国立総合大学に出願する際は、NCEA(左ページ参照)レベル3の修了が条件となります。これに従い、日本の大学の多くもNCEAレベル3の修了を出願条件に指定しています。ニュージーランドのセカンダリースクールへ長期、卒業留学を考えている人の中で、日本の大学の受験を考えている人は、受験先の大学の出願資格を事前に確認しておきましょう。

Guidebook

ニュージーランド留学ガイドブック 2020-2021

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