
ワーキングホリデーはWorking(就労)+ Holiday(休暇)からなる造語で、一般的に略して“ワーホリ”と呼ばれています。ワーキングホリデーは、一定の期間異なる文化の中で休暇を過ごしながら、就学・就労・旅行などの海外生活を体験することを認める特別な制度です。
ワーキングホリデーに参加するには…
ニュージーランドのワーキングホリデー・ビザは、ニュージーランド移民局のウェブサイトからオンラインで申請できます。年間の受け入れ人数に制限はなく、申請資格を満たした申請者は12か月間のワーキングホリデー・ビザを取得できます。
ワーキングホリデー・ビザ申請条件
- 申請時の年齢が18~30歳。
- 日本のパスポートを保持し、パスポートの有効期間が滞在期間をカバーしていること。
- 子どもを同伴しない。
- 滞在中の生活に最低限必要な資金を持っている(NZ$4,200)。
- 初めてワーキングホリデー・ビザを取得する。
- 往復航空券を持っている、または帰国用航空券を購入できる資金を持参している。
- 発給日から12か月以内に入国すること。滞在可能期間は入国日から12か月(条件により延長可)。その間は何度でも出入国できる。
- 最長6か月の就学が可能。
ワーキングホリデー・ビザ取得までのステップ
STEP1
ニュージーランド移民局のウェブサイトより、オンラインでビザを申請する。
STEP2
申請が完了すると、申請完了直後~数日後に登録したメールアドレスに連絡が届くので、指定された病院で健康診断を受ける。
STEP3
移民局からビザ発給通知メールを受け取り、移民局のウェブサイトから「ELECTRONIC VISA」をプリントアウトする。ニュージーランド入国時にプリントアウトしたビザをパスポートといっしょに提示する。
※掲載情報は2022年月時点。申請前に必ずニュージーランド移民局ウェブサイトにて最新情報を確認してください。
住む
ワーホリメーカーから高い人気を集めている滞在場所は、北島ならオークランド、南島ならクライストチャーチ。滞在方法は、フラット・シェアやホームステイが一般的。フラット・シェアとは、数人でフラット(アパート)を借りて住むこと。ホームステイは、ニュージーランドの家庭で暮らすことで、生活習慣や文化を体験できます。農園でのファームステイもおすすめ。
学ぶ
ニュージーランドのワーキングホリデー・ビザでは6か月間の就学が許されており、複数コースの履修も可能。ニュージーランドには、私立の英語学校、総合大学や工科大学・ポリテクニック付属の英語学校などがあります。それぞれの学校は、NZQA(ニュージーランド資格庁)と呼ばれる政府機関から認定を受けており、質の高い英語教育が受けられます。(詳しくは「英語学校留学」参照。)
働く
ニュージーランドで働くには、IRDナンバーという納税者番号が必要で、手続きはオンラインで行えます。ひとつの雇用先で12か月までの就労が可能です。また、合計で3か月以上ファームワークを行ったことが証明されると、滞在を延長できます。
ワーキングホリデーに役立つウェブサイト

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