オーストラリア留学のすべてがわかる！

きっかけは、高校時代の同級生が海外の大学に進学したことにありました。高校が大学付属校だったこともあり、大半の生徒が付属大学に進学する中、海外の大学に踏み出している同級生がいたという事実は、私にとって衝撃でした。

先にオーストラリアに留学していた友だちから、現地の生活環境や学校について、いろいろな話を聞きました。治安や生活環境、時差の少なさなどに対する安心感は、オーストラリアを留学先として選ぶうえで大きなポイントになりました。

語学学校には、さまざまな国から留学生が集まっていました。また、先生も多国籍で、オーストラリア人以外にもイギリス人やアメリカ人の先生がいました。同じ教科書を使う同じ形式の授業なのにも関わらず、表現やこだわるポイントなどが、それぞれの先生の国籍や性格によって異なるという点には、興味がわきました。イギリス英語とアメリカ英語の違いを知るのもよかったことです。アメリカ人の先生がスコットランド出身の先生をほめたり、スコットランドの英語をリスペクトしていると発言したり、「違い」を拒絶するのではなく、お互いを認め合っていた点には感動しました。多彩で寛容な英語教育を受けられたことは、非常に貴重な経験になりました。

最初は「英語でコミュニケーションとれるようになりたい」という思いだけでした。でも、気づけばいつの間にかより高見を目指している自分が出てきました。

もともとは苦手だった英語が、オーストラリア留学を経験したことで話せるようになり、世界中の人々とコミュニケーションをとれるようになりました。私にとって、今回のオーストラリア留学は、いい意味で「世界のせまさ」に知ることができた貴重な機会でした。留学によって知った「手を伸ばせば世界に手が届くんだ」という事実は、人生が自分次第だということを教えてくれました。