カナダ留学のすべてがわかる!

Skip to content

高校留学

Teramura_top

寺村 真里亜さん 

私は幼いころに海外に住んでいた経験があり、英語を話すことができたのですが、日本に帰国後は英語力が落ちてしまいました。このまま英語が話せなくなるのはイヤだったので、留学を決心しました。

カナダの高校は生徒が興味のある科目を選び、自分で時間割りを組むというシステムです。特に選択科目はいろいろな種類があり、自分が興味のあるものを学ぶことができます。私は中学で吹奏楽部に入っていたので、高校でもジャズバンドとコンサートバンドのクラスを選んでいました。学校にはカウンセラーがいて、時間割りを組むときのアドバイスをくれるので安心です。

高校にはホームルームクラスというものがなかったので、留学当初は友だちがなかなかできず、苦労しました。でも、学期中は毎日4つの授業のローテーションなので、そのクラスで友だちをつくることができました。また、留学生用のイベントがあり、他の国の留学生と親しくなる機会もありました。

留学中でいちばんうれしかったのは第2の家族ができたことです。ホストファミリーはとても優しい人たちで、週末になるとさまざまな場所に連れて行ってくれました。また、朝早くから部活がある日は車で送ってくれるなど、多くの面でサポートしてくれました。現在でも交流があり、去年は私が滞在しているカリフォルニアに会いにきてくれました。

今回のカナダ留学を通して、語学力だけではなく、環境への適応能力、向上心、自分で考え行動する力などが養われたと感じています。また、多様な国の人たちと交流する中で、地域や文化による価値観の違い、それぞれの慣習、ルール、マナーを知り、「私にとっての当たり前は他人にとっては違う」ということを学び、それまで以上に社会問題や国際情勢に関心を抱くようになりました。

留学は大変なこともありますが、楽しい経験も多く、また、新しい発見や自分を成長させる大きなチャンスです。少しでも留学に興味がある人は、一歩踏み出してみてください。きっと、刺激的な経験ができると思います。

▲週末ウィスラーにスキーへ行ったときに撮った写真。シーズン中は友だち数名と毎週最低1回はgreyhound busに乗って、ずっと滑っていました。
▲週末ウィスラーにスキーへ行ったときに撮った写真。シーズン中は友だち数名と毎週最低1回はgreyhound busに乗って、ずっと滑っていました。
▲スコーミッシュから北に行ったペンバートンのジョフス・レイクスに友だちとハイキングに行った際の写真
▲スコーミッシュから北に行ったペンバートンのジョフス・レイクスに友だちとハイキングに行った際の写真