高校&大学留学
渡辺 佳那子さん
- 留学した都市:バンクーバー/モントリオール
- 留学した学校:Urban Academy/McGill University
- 留学期間:2011年4月~2019年6月
- 授業料を除く1か月の生活費:3~5万円
- 利用した留学サポート団体:キャップスタディーズ
私は14歳のころから大学を卒業するまでの8年間を、バンクーバーで過ごしました。現在は帰国して東京で勤務していますが、留学で身につけた経験は社会人になった今でも自分の軸になっていると感じています。留学先としてカナダを選んだ理由は、人が優しく、安全で発音がきれいと聞いていたからです。
カナダの高校には日本にないような選択授業もたくさんあり、自分で時間割を組むシステムです。私は小さな高校に通っていたため、そこまで選択肢が多くありませんでしたが、英語・数学・社会・フランス語・物理などの必修を中心に、メディアアーツの授業も取っていました。
カナダに渡航してすぐは英語もままならず、家族と離れて生活するのも初めてだったので、多くの壁に当たりました。クラスメイトやホストファミリーが何を話しているのか理解できず、英語力に自信がないため、友だちづくりにも苦労しました。当時は電子辞書が真っ黒になるくらい、毎日単語を調べる日々でした。
留学中に最も印象的だったのは、大学の卒業式に高校時代のホストファミリーがきてくれ、「あなたのホームはいつでもここにあるから帰ってきてね」という言葉をもらえたことです。
私が留学で得たものは数え切れません。語学だけではないコミュニケーション能力、環境に順応する力、常に向上心を持ってチャレンジを恐れない精神、そして自分で考えて行動する力です。
留学は、とても勇気のいることです。でも「行ってみたい」「やってみたい」という気持ちが少しでもある人は、ぜひ飛び込んでみてください。そこには想像もしていない世界が広がっていると思います! 応援しています。