カナダ留学のすべてがわかる!

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高校留学

井上01

井上 春乃さん 

かけがえのない多くの学びを受け取った4年間

私が留学したのは「英語を話せるようになりたい」と思ったからではなく、「英語でさまざまなことを学びたい」という欲ばりな気持ちからでした。中学1年生の夏にカナダのビクトリアへ短期の語学留学に参加し、ビクトリアの気候や人々がとてもすてきだったので、留学する高校もカナダにしました。

留学中で最も苦労したのは、やはり何といっても学校の授業です。私は大変さや難しさなどは考えず、興味を持った演技、心理学、映画学、法学など、多岐に渡るクラスを選択しました。演技のクラスでは、舞台上で即興で何かを演じなければならず(もちろん英語で)、とても大変でした。ただ、クラスメイトと仲良くなれるチャンスでもありました。法学のクラスではテストやエッセイが多く、日常生活では使う機会が少ない難しい単語や言葉づかいを学べました。学期末にはテストや課題に追われましたが、今振り返るとあのときにしかできないチャレンジだったと思います。

楽しかったのは、カナダにはさまざまな国からたくさんの人が集まってきているので、自分とはまったく異なるバックグラウンドを持った人々に出会えたことです。多様な価値観に触れられたのは楽しい経験であるばかりでなく、私の人生の中でのかけがえのないものになりました。

卒業式は「長くつらいことも乗り越えて4年間本当にがんばった」と自分を誇りに思える瞬間で、感動しました。また、これまでお世話になったホストファミリー、サポート会社の方、そして家族がその場にきてくれ、感動を分かち合ってもらえたのも、とてもうれしかったです。

今回のカナダへの留学は、苦労したかいもあってずいぶんと英語力が養われたと感じています。ただそれ以上に、自ら考えて行動する力が身につきました。家族に頼ることもできない中で目標を立て、どのように達成するのか、一生懸命に考えました。学校の授業での学び、異文化の中での学び、そして家族から離れて生活することでの学びなど、多くの学びを受け取った4年間でした。

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