アメリカ留学のすべてがわかる!

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大学院で学ぶ

大学院の
種類と特徴

日本と同じように、アメリカの大学院は4年間の大学教育の次につくられている教育機関(「高等教育のシステム」参照)です。大学院へ入学するためには、学士号を取得しているか、それと同等の資格を持っている必要があります。

【大学院のおもな入学条件】

学士号または修士号の取得。大学以降のすべての教育機関で発行された成績証明書の学業成績の平均点が最低B(GPA 3.0)以上必要。また、特定科目の履修やGRE、GMAT、LSATなどの適性能力テストの受験が義務付けられている大学院もある。 必要な英語力はTOEFL iBT 79~80/IELTS Band 7.0以上/英検 1級が目安。
アメリカの大学院は、2つのタイプに大別されます。

学術系大学院(Graduate School)

  • アカデミックな学問的研究・教育を提供している
  • 人文科学・社会科学や理学・工学・応用化学分野の学位を授与
  • 修了すると、Master of Arts(M.A.)やMaster of Science(M.S.)
    などを取得
  • 最高学位の「博士号」が取得できる

専門職系大学院(Professional School)

  • 特定の分野の専門職養成教育を提供している
  • 学位は、MBAなど分野ごとに特定の名称がつけられていることが多い
  • 博士課程まで続くことは少ない(Terminal Master)
  • 大学院で学ぶ分野を学部で専攻していなくても入学可能
  • 実践経験が尊重される

修士号プログラム

修士号は通常1~2年間の課程で、修了すると修士号(Master’s Degree)が与えられます。人文・社会科学分野のMaster of Arts、理学・工学・応用科学分野のMaster of Science、経営学のMaster of Business Administration、教育学のMaster of Educationなどがあり、そのほかにもさまざまな分野の学位があります。アメリカの修士課程には、❶博士課程に併設されている修士課程を終えて博士課程に進むプログラム❷博士課程の一部に修士課程が設けられているプログラム❸ Terminal Masterと呼ばれる修士のみで課程が修了するプログラムがあります。

博士号プログラム

アメリカでは、プログラムによっては大学の学部課程を修了後に修士課程を経由せずに、博士課程に出願できます。博士課程に入学した学生は規定(通常3~5年)のコース・ワークや研究を修了したあとに、総合的な学力や専門知識・研究能力などを審査するための試験(Comprehensive ExaminationまたはQualifying Examination)を受験します。この試験にパスして、初めて博士号の候補生(Doctoral Candidate)になることができます。その後、博士論文(Dissertation)を作成するための研究にとりかかります。大学院によっては一定数の単位を取得した時点で、修士号を授与するところもあります。

博士課程は通常5~8年間の期間で、修了した場合は博士号(Doctoral Degree)が取得できます。博士号の代表的な学位としては、Doctor of Philosophy(Ph.D.)やDoctor of Education(Ed.D.)など。Ph.D.はリサーチ・ドクターとも呼ばれおり、原則として学生独自のオリジナルな研究とそれについての博士論文の提出が要求されます。ただし、自然科学や工学系のように、ほかの分野よりも早い時期に指導教授(Academic Adviser)が行っている研究プロジェクトに参加して、博士論文が作成できる分野もあります。

博士号取得までに要した時間は、平均で大学院課程に入学後約7年間、大学学部課程修了後では約9年。分野別では、教育・人文・社会科学系は、工学・自然科学系よりも長く時間がかかります。

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