英語を学ぶ
資格の種類・規定の定期的な見直しをはじめ、教育機関の品質保証を行っているNZQAによって認定・登録されていない英語学校は、留学生を受け入れることができません。
ニュージーランドの英語教育の質とレベルは国際的に高い評価を得ていて、発音も英国流なので理解しやすいといえます。フレキシブルで安全なニュージーランドの英語学校は、英語学習に最適の場所でしょう。
また、ニュージーランドのワーキングホリデーでは6か月間の就学が許されていて英語学校に通うことが可能です。
英語学校の
種類
ニュージーランドには、私立の英語学校や国立総合大学および国立工科大学付属の英語学校など、大きく分けると2タイプの英語学校があり、留学生を受け入れています。
私立の英語学校の多くは、ウェリントンやオークランド、クライストチャーチなどの都市部に集中しており、それぞれが幅広いコースを開講しています。コースの期間も2～3週間の短期から約1年間の長期まで、さまざまなタイプが用意されています。ホームステイ先やアパートなどの滞在先の紹介、空港への出迎えなど、細かいサービスが利用できるので、初めて留学する人にとっても安心です。
国立総合大学および国立工科大学付属の英語学校では、必要な英語力がついた時点で本課程に進学することができます。また、すべての国立総合大学に付属の英語学校があり、おもに進学目的の準備英語コースを開講しています。国立総合大学および国立工科大学が開講している進学準備コースはそのほとんどが学期制（10～18週間）で、一般英語コースは2～4週間の短期でも受講することが可能です。キャンパス内の図書館やコンピュータールーム、カフェテリア、スポーツジムなどの施設を利用できる場合があり、大学に通う現地学生と知り合えるチャンスもあります。滞在先の手配や空港までの迎えなど、留学生に対するサポート態勢も整っています。
英語学校のコースの種類
一般英語／集中英語コース
英語の文法はもちろん、読む・書く・聞く・話す力を伸ばすために、それぞれのスキル別に演習コースが組まれています。ニュージーランドのほとんどの英語学校が初級レベルから受け付けています。入学する際にクラスを分けるためのテストが実施され、自分の英語力のレベルに合わせて英語の勉強をスタートすることができます。
進学準備コース
中学・高校進学準備コースと、大学などの高等教育機関進学のための準備コースがあります。小論文の書き方や統計データのまとめ方、プレゼンテーションの方法など、高等教育機関での勉強に必要なスキルを習得できるプログラムが組まれています。入学準備コースを設置している大学には、コース修了後にその学校の正式な入学資格として認めるところもあります。
その他のコース
ビジネス英語コース、旅行観光英語コースやマンツーマン・コース、子どもが対象のキッズ・コース、英語教授法が学べる英語教師コース、インターンシップができるコースなど、さまざまな選択肢があります。また、英語の授業に自分の好きなスポーツや趣味などを「プラス」した「英語プラスコース」も魅力的です。
試験対策コース
国際的に広く認められているTOEFL、IELTS、GRE、GMATなどのテストのスコアアップや合格を目指す人が対象のコース。進学準備英語コースの中で、オプションとして受講できるものもあります。