ワーキング
ホリデー
「ワーキングホリデー」はWorking(就労)+ Holiday(休暇)からなる造語で、若者に就学・就労・旅行など、海外生活を体験することを認める特別なプログラムです。カナダは1986年に日本と協定を結んで以来、多くの学生や社会人から人気を集めています。カナダのワーキングホリデーはInternational Experience Canada(IEC)のプログラムに属します。
IEC
ワーキング
ホリデー
IECワーキングホリデー制度の目的は「若者が相互に理解し合って友好を深めるため、活発な国際交流をはかる」ことです。そのため、IECワーキングホリデー・プログラムに参加するには参加条件や規約があります。
プログラム参加条件
▪ 日本国籍であること
▪ カナダ滞在期間中有効な日本のパスポートを所持していること(カナダでの労働許可証の有効期限はパスポート期限より長くはできない)
▪ 申請時に日本居住者であることを証明することができる(日本に住所または郵送先がある)
▪ プロフィール提出時点で18歳~30歳であること(招待状を待つ間に31歳を迎えた時点で参加資格は消滅する)
▪ カナダでの生活費として最低2,500カナダドルを所持していること
▪ 滞在期間中の健康保険に加入すること(カナダ入国時にこの保険の証明書を提示しなければならない場合がある)
▪ カナダへの入国を拒否されないこと
▪ 出発前に往復航空券を所持している、またはカナダでの滞在が終了した時点で帰国用の航空券を購入する経済力があると証明できること
▪ 扶養家族を伴わないこと
▪ 申請料、バイオメトリクス、オープンワークパミット保有費の支払いが可能であること
ワーキングホリデーで特に人気の滞在場所は、ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー、ナイアガラの滝があるオンタリオ州のトロントも高い人気を集めています。一般的に、渡航当初はホームステイをして、慣れてきたらシェア生活に移る人が多いです。多くの語学学校が滞在先を手配するサービスを提供しています。
IECワーキングホリデー・プログラムでカナダに滞在している間は、最長6か月間まで就学が許されています。カナダでは英語とフランス語が公用語として定められており、州や学校によっては両言語を勉強できます。歴史的に多くの移民を受け入れてきたカナダの人々は、外国人に対して聴き取りやすい英語で話してくれるため、身につきやすいといえます。語学学校には大学やカレッジのESLコースと私立の英語学校があります。語学学校についてはこちら。
カナダで働くためには、ソーシャル・インシュアランス・ナンバー(SIN=社会保険番号)が必要です。最寄りのService Canada Centreまたはオンラインで手続きできます。
なお、IECワーキングホリデー就労許可が下りるとeTAも同時承認されるため、別途eTAを申請する必要はありません。