カナダ留学のすべてがわかる!

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大学院で学ぶ

カナダの大学院は高度な教育の質と実績があり、世界的に高い評価を受けています。ライフサイエンス、通信、コンピューターの分野においては、世界でも最先端の技術を誇っており、世界中から学生たちが集まっています。また、アメリカをはじめ、ヨーロッパの大学や大学院との共同研究も盛んに行われています。

大学院の
特徴

カナダの大学院の最も大きな特徴は、学生や社会のニーズに応じたさまざまな教育内容と多彩な専門科目を提供している点です。また、常に変化していく時代に即応するために、積極的に教育内容やプログラムの改編・新設を行っており、優れた革新性で国際的に高い評価を集めています。

特に、ライフサイエンスや通信、コンピューターの分野では最先端の理論と技術を展開し、世界的に高い評価を得ています。専門科目の数も豊富に存在し、海洋学、農学、水産学、環境学、北米研究など、カナダならではといえる専攻分野は高く評価されています。

カナダには大学付属の大学院のほかに、大学院課程のみを設置している学校も存在します。通常の大学院以外にも、経営学や法学、建築学など、専門分野のスペシャリストを養成するためのプロフェッショナル・スクールもあります。また、アメリカや日本をはじめ、世界的に高い人気を集めているMBA(Master of Business Administration)コースは多くの大学院で専攻することができます。

大学院の入学条件

▪ 英語能力:IELTS 6.5~7.0/TOEFL iBT 92~100
▪ 学力や職歴:大学での成績は主要科目の平均でAマイナス以上の評価を得ておきたい。研究テーマのレポートの提出が求められる場合も。2~3年の社会経験がないと入れない大学院もある
▪ 提出書類:特に重要なのが推薦状。日本の大学教授の他に職場の上司など、2通要求してくる学校も。出願前に必ず志望の大学院に問い合わせよう
▪ 経済力:授業料の平均はC$21,100/年。医学系や歯学系、工学系などは、ほかの分野よりも2割程度高額。ただ、優秀な学生には奨学金や授業料免除など、多くの措置がとられている

修士課程

修士課程は、おもに学術的研究職業的プロを育成する分野に分けられます。学術的研究には、文学や歴史学、社会学などの人文、社会科学系分野があります。職業的プロを育成する分野には、経営学や建築学、法学などがあります。また、そのほかに教育学、理工学などの分野もある。修士課程は1~2年で修了しますが、パートタイムで履修する場合は3年程度かかります。修士号は優等学士号を取得後、2年の単位を取得すると授与されます。修士論文や総合試験、または専攻に関連した分野でのインターンシップなどが必要な大学もあります。

博士課程

博士課程は、高いレベルの研究と実践を展開するスペシャリストの育成を目的としています。そのため修士課程修了後に教授の推薦を受けなければ、入学審査に進むことができません。また、博士課程進学までの成績や職歴の内容なども評価の対象にされます。博士号を取得するには、規定のコース・ワークを修了し、筆記と口頭の総合試験にパスする必要があります。さらに、外国語能力とリサーチ・スキル(統計学)などを履修することが必要です。これらをクリアし、最終的に博士論文が審査をパスすれば学位の取得ができます。博士号(PhD)取得には、一般的に修士号取得後さらに3年の履修が必要ですが、実際に博士号授与に必要な単位を取得するまでには、平均すると合計で4~5年の時間がかかります。

ポストグラジュエーション・ディプロマ/
ポストグラジュエーション・サーティフィケート

大学院レベルのディプロマやサーティフィケートは、関連する分野の専門的な資格として認められています。コース修了後に修士課程に進むことも可能で、その場合は単位が認定されて学位取得にかかる期間が短縮されます。

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