台湾留学のすべてがわかる!

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台湾留学と就職

yamadakouki

山田 浩輝さん

2014年9月~2018年7月まで、政治大学に留学。就職活動を経て、IT企業の日本ビジネスシステムズ株式会社に就職。

Q. 台湾を留学先に選んだ理由
留学先を決める際、台湾の大学は学費が日本の大学と比べて格段に安く、物価も低いので、生活費が抑えられるというメリットがありました。また、台湾の大学は卒業自体がむずかしいため、大学生たちの意識と学習意欲は非常に高く、そういった環境で学びたいと考えたからです。

Q. 学校での勉強について教えてください
最も印象に残っているのは、学部のメディア実習機関での活動です。Audio & Video Laboratory(影音實驗室)と呼び、日本の大学のゼミに相当します。大学イベントの運営・LIVE中継や番組制作、MV制作などに取り組みました。私がこのラボラトリーに参加しようと考えたきっかけは、さまざまな映像制作プロジェクトに参加したいと考えたのはもちろんですが、留学生として「挑戦」し続けたいと思ったからです。

Q. 就職活動方法について教えてください
3年生から4年生になる間の夏休みで帰国した際にインターンなどを探し、就職活動を始めたのは1学期が終わるころの12月です。台北で開かれた「日本人留学生向けの就職活動セミナー」に参加し、週末の土日に一時帰国してマイナビ国際派EXPOという留学生向けの合同説明会に参加しました。年が明けて1月~2月の間の冬休みの間にも帰国し、インターンや説明会に参加。早期選考をしていた企業の面接も複数経験しました。費用面では、企業によっては往復の飛行機代を支給してくださる企業もありましたが、支給がないこともあるのでLCCを活用し、ときには台湾から東京まで日帰りすることもありました。5月ごろ、日本ビジネスシステムズ株式会社から内定をもらいました。

Q. 今後の目標
長期的な目標では、会社内で中華圏との関わりを持つ第一人者になりたいと考えています。台湾留学経験を武器に日本とのかけ橋的存在になるために、努力していきたいと思っています。

Q. 1日のスケジュールを教えてください。

07:30 起床

08:00 朝食

台湾は外食文化です。寮の下の売店や食堂で買って食べます。


09:00 授業

所属学部では大体3コマが1セットで3時間です。


12:00 昼食&ラボの当直

近くのお店でテイクアウトしていました。


16:00 自習

18:00 授業

私の学部では夜の授業も多く、選択科目は大体21時まで行われます。


21:00 夕食

22:00 予習&復習

25:00 就寝

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okuno

奥野 絢加さん

2014年9月~2018年1月まで、台湾大学に留学。就職活動を経て、物流関係の企業に就職。

Q. 台湾を留学先に選んだ理由を教えてください
以前から台湾が好きだったということ、外国語をきちんとマスターしてみたいと思ったこと、海外で生活してみたいという思いがあったため、台湾を留学先に選びました。以前から外国語を学ぶことが好きだったのですが、自分の中で中途半端だという思いがあったので、留学してきちんと学ぼうと決意しました。

Q. 学校での勉強について教えてください
私はおもに言語学と中国語教授法を学ぶ「華語教學碩士學位」に在籍していました。たとえば、大昔の中国語には8声あり、それが時代とともに変化していき、4声になったという授業を受けたのですが、これまでまったく知りませんでした。どうして4声なのか考えたこともなかったため、非常に印象に残っています。また、日本語学科の日本語翻訳の授業も選択していました。日本語では「まわる」という動詞ひとつでも、中国語では「旋轉」「繞」など、さまざまな動詞が考えられるというような勉強でした。卒業単位には含まれていない授業でしたが、周りの台湾人学生の日本語レベルが非常に高く、選択してよかったと思います。

Q. 就職活動方法について教えてください
私はもともと日本に戻るつもりだったため、日本でのみ就職活動をしていました。また、台湾大学でも企業説明会などがありました。本格的に活動し始めたのは、6月ごろに開催された「海外留学していた日本人学生や日本に留学している外国人学生を対象とする就職説明会」に参加してからです。最初は軽い気持ちで参加したのですが、そこで1社最終面接で落ちた企業があり、くやしくて真剣に取りかかり、エントリー数を増やして面接を受け、国際物流を扱う会社に内定をもらいました。面接などでは、中国語力を上げるためにどういう努力をして、テスト結果などを用いて相手にも伝わるよう、たとえば中級から上級にあがったというようなエピソードや、どのような内容の論文を書いたかなどを話していました。

Q. 台湾留学で感じたこと
台湾大学を離れる手続きをする際に、学科の事務員が長期不在していて手続きが行えないといわれたことがありました。私に不備はなく、学校の事務員の都合で手続きが行えないのはおかしいと思い、学校側に抗議を続けた結果、問題は解消されました。「おかしい」と感じたときにきちんと自分の意見がいえるかどうかは、これから社会人生活を送っていくにあたり、必要不可欠であると感じています。ときには自己主張する力も大切だと、身をもって感じています。

Q. 1日のスケジュールを教えてください。

08:00 起床

08:30 朝食

近所の朝食屋でサンドイッチやハンバーガー、大根餅などを購入していました。


09:10 中国語教授法の授業

発表を聞いたりクラスメイトと討論したりします。


12:30 昼食

学校近くのタイ料理屋でクラスメイトとランチ。


14:00 自習

発表の準備や次の授業で使う文献の予習をします。


18:00 夕飯

19:00 勉強

20:00 フリータイム

23:00 就寝

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