国立台湾大学（NTU）は、台湾のトップ大学で台北市の中心部に位置しています。その歴史は非常に古く、台湾で最も歴史ある大学のひとつです。前身は1928年に創立された「台北帝国大学」で、1945年に「国立台湾大学」として創設されました。

キャンパスは台湾全土に広がり、台湾の総面積の1%を占めています。特に台北市内のキャンパスでは、多様な学部と研究分野を有し、医学、工学、自然科学、社会科学、人文科学など広範な学問分野に関しての学修・研究を行っています。また、学士に対する修士と博士の比率は約50対50で構成されており、研究に重きを置いた大学でもあります。これらは、国際的にも高く評価されており、2024年版のQS世界大学ランキングでは総合71位と上位に位置しています。

さらに、国際的側面においては、国際交流プログラムを積極的に推進したり、65か国641校との協定を結び交換留学を実施したりするなど、異なる文化やアカデミックスタイルを経験する機会を提供しています。