語学を学ぶ
台湾に留学する場合、その多くの目的は「中国語」の習得。
もちろん台湾で学んだ中国語は、中国でも問題なく使用できます。
語学留学の
概要
台湾に語学留学する場合、①大学付属の中国語センターか②民間の中国語スクールのどちらかで勉強できます。
①大学付属の中国語センターは、春~冬まで4学期に分けてコースを開講している場合が多いです(1学期12週間)。毎月入学可能な学校や、1~2週間の短期プログラムを開講しているところもあります。また、台湾教育部が認可している大学付属の中国語センターなら、成績優秀者に奨学金を支給しています。ただし大学付属のため、満18歳以上でないと入学できません。なかには、高校卒業以上の学歴が条件になっている場合もあります。
②民間の中国語スクールの特徴は、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの留学が可能なところです。入学手続きが簡単で即入学もできます。1日の授業時間や学習期間も柔軟に決められるため、短い休みを利用したプチ留学も可能です。マンツーマンや2~4人のグループレッスンが基本で、書道や太極拳などを楽しみながら学ぶこともできます。
語学留学コースのタイプ
一般中国語コース
台湾留学の最も王道といえる中国語語学を身につけるためのコース。「読む・書く・聞く・話す」のスキルを総合的に学習します。1~4週間の短期から、2か月~1年以上の長期間まで、さまざまなプログラムがあります。各国から集まった留学生といっしょに学ぶことになり、はじめにレベルごとにクラス分けされるため、ビギナーレベルから上級者まで学習できます。
ホリデーコース
休み中に通える短期の中国語コース。スポーツやアクティビティ、観光など、休暇を楽しむ活動がプログラムに含まれています。書道、茶芸、中国画、マージャンなど、台湾ならではのプログラムもあります。
中国語(華語)検定試験対策コース
中国語(華語)能力判定テストのスコアアップや合格を目指す人が対象のコース。コース修了後にテストを受け、その結果を仕事や就職などに活かしたい人に最適です。台湾の「国家中国語能力試験推進委員会」が実施するTOCFLや日本の「日本中国語検定協会」が行う中国語検定試験の対策ができます。
ワーキングホリデー
台湾のワーキングホリデー・プログラムは、ビザの有効期間が180日ごとに区切られており、現地で延長することで最大360日間の滞在が可能です。中国語を勉強したあと、現地で仕事ができます。18歳~30歳までの日本人が対象です。詳細は台北駐日経済文化代表処ウェブサイトでチェックしましょう。
台湾奨学金
台湾政府は、台湾への留学生を対象に奨学金を支給しています。
日本における窓口は台北駐日経済文化代表処です。
台北駐日経済文化代表処は、ビザ発給をはじめ貿易推進、学術・ 文化・スポーツ交流などの業務を行っています。
台湾の教育部が認可した大学付属華語文センターで華語文(中国語)を勉強する学生への奨学金は以下リンクからご確認ください。