イギリス留学のすべてがわかる!

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大学院留学

michigami (2)

道上 理恵さん

  • 留学した都市:レディング
  • 留学した学校:University of Reading(修士課程)
  • 留学期間:2018年7月~2019年9月
  • 滞在方法:学校の寮(2か月)→ホームステイ
  • 授業料を除いた1か月の生活費:約3万円
  • 利用したサポート団体:SI-UK

私は学部生のころに参加した途上国でのボランティア経験がきっかけで、将来は途上国に関わる仕事がしたいと考えるようになりました。そのために何が必要かを考えたときに海外の修士号取得の選択肢が生まれ、歴史的な背景から開発学に強く、1年で修士号が取得できるイギリスで学ぶことを決心しました。

留学中は食の安全保障、ジェンダーやコミュニケーションなど、国際開発学に関係するさまざまな授業を受講しましたが、どの授業も1コマ2時間(休憩あり)で、日本の大学に比べてディスカッションが多かったです。

また、教授に質問などをする学生が多いため、日本の大学とは違う活発な授業の雰囲気を味わうことができました。私の学んだコースはアフリカからの留学生が7割以上を占め、イギリス人は1割未満という珍しい構成で、多国籍他宗教のコースだからこそ、多様な文化に触れることができ、イギリスに留学してよかったと感じることのひとつです。

学部生時代は議論を率先する立場でしたが、留学してみると「専攻内で職務経験がないのは私だけ。周りは英語を不自由なく使える」という環境に置かれ、授業も理解できず、自分の意見すらまともに発言できないことに挫折を経験しました。しかし、教授や友人など周りにも頼りながら、あきらめずに努力することを続けた結果、議論の輪に加われるようになり、プレゼンテーションでも高評価を得られるようになりました。

今でも100%議論が理解できるわけではありませんが、留学当初と比べると理解度も増し、わからなければ質問する度胸もつきました。イギリスの大学院留学は、予想以上に精神的にも体力的にも大変でしたが、だからこそ課題を乗り越えたときの達成感も大きく、さまざまなバックグラウンドを持つ人と関わることで、自分の将来についても今まで以上に真剣に考えるようになり、大学院留学という選択はまちがいではなかったと感じています。

道上さんに聞いた「学校生活のコツ」

日本のことを知っておくべきだと思います。特に日本の歴史や政治に関して興味を持っている人が海外ではとても多いので、ある程度知識を持っておくと会話が活発になって楽しいです。

道上さんに聞いた「寮生活のコツ」

ガマンしすぎないことが大切だと思います。日本人は何もいわずにガマンしてしまうことが多々ありますが、不満があればきちんと説明するべきです。学校の寮では悪気がなくても、自分の物を取られることがあるので、本当に大切な物は自分で管理しましょう。

授業終了日に同じ専攻のメンバーと(韓国、フィリピン、マダガスカル、カメルーン、ジンバブエ、ウガンダ、ナイジェリアetc...)。
授業終了日に同じ専攻のメンバーと(韓国、フィリピン、マダガスカル、カメルーン、ジンバブエ、ウガンダ、ナイジェリアetc…)。
レディングを離れて小旅行したときに撮った写真(バイブリー)。
レディングを離れて小旅行したときに撮った写真(バイブリー)。