小中高校留学
羽鳥 功起さん
- 留学した都市:シェアボーン
- 留学した学校:Sherborne School
- 留学期間:2018年9月~現在も留学中
- 滞在方法:学校の寮
- 授業料を除いた1か月の生活費:約2000円〜3000円
- 利用したサポート団体:WATANABE OFFICE
僕がイギリスに留学を決めた理由には、姉の存在が大きくかかわっていると思います。姉は2017年に、カナダのボーディング・スクールに留学しました。そのときに僕の中で「今のままじゃダメだ」という焦りに似た気持ちが生まれました。
僕には「父の会社よりも大きな会社をつくる」という夢がありましたが、成績が良いわけではなく、これといった特技もありませんでした。そこで、いろいろな経験をしてグローバルな人間になりたいと考え、留学することに決めました。留学先をイギリスに決めた理由は、その歴史と文化が他の国よりもかっこよく思えたからです。
留学当初、特に英単語とリスニング、発音には苦労しました。この3つはもっと日本で勉強しておくべきだったと後悔しています。英語が流ちょうに話せれば、もっと楽しいだろうなぁと何度も思いました。自分の中でも、少し甘く見ていた部分があったかもしれません。
ラグビーとサッカーをしているときは、いちばん楽しい時間です。両方で最上位のチームに入ることができ、そのおかげでたくさんの友だちができました。
自分の英語が少しずつ上達していくのは、とてもうれしいことでした。留学当初は文章を読むときにちょっと止まってしまったり、他の人より時間がかかってしまっていたのが、だいぶスラスラ読めるようになってきました。この感動は、留学しなければ得られなかったと思います。
僕がイギリスに留学して学んだのは「努力するのはむずかしいけれど、その努力を継続させるのはもっとむずかしい」ということです。これまで、ひとつのことを全力でやってみた経験がなかったので、それがどれだけむずかしいか痛感しました。そして、そのあとの達成感も見つけられました。
留学を経験してイギリスの文化と歴史を学び、日本と似ているところや違うところなどを見つけられました。また、留学前は日本の価値観にとらわれていたのが、イギリスの価値観を取り入れられるようになり、客観的で慎重に物事が見られるようになりました。留学を経験して良かったと思っていますし、これからもイギリスで自分がもっと成長できる気がします。
【羽鳥さんに聞いた「学校生活のコツ」】
留学生はこわがることなく、英語を話したほうがいいと思います。まちがっても恥ずかしがらず、積極的に話す方が英語も上達するし、友だちもできます。まちがっていたらみんなが教えてくれるので、積極的に話すことはとても大事です。