イギリス留学のすべてがわかる!

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語学留学

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佐藤 行彦さん

  • 留学した都市:ケンブリッジ
  • 留学した学校:Bell Cambridge
  • 留学期間:2018年1月~2018年4月
  • 滞在方法:ホームステイ
  • 授業料を除いた1か月の生活費:約10万円
  • 利用したサポート団体:留学サイトドットコム

留学する6か月ほど前、イギリス本土とアイルランドを訪れ、レンタカーで観光旅行いたしました。私は当時80歳を超えており、それまでの経験から“英語には慣れている”つもりでおりました。ところがロンドンから出発すると同時に、段々と相手が話す英語を聴きとるのがむずかしく感じられてきました。

3週間ほどの旅行を終えた結果、私が聴き慣れていた英語は“American English”であって、イギリスで話されている“British English”ではないということに気づきました。そこで“British Englishに慣れたい”という思いで、イギリスへの留学を決断しました。

留学先にはBell Cambridgeを選びました。インターネットで情報を集めた結果、午後も授業があるのはこの学校しかなかった(見つけられなかった?)ためです。クラスのレベルは5段階に分かれており、中クラス以上になると、授業はケンブリッジ大学やオックスフォード大学に入学する予備校的な内容が増えていきました。

学校では毎週月曜日に、前週の学習の内容を中心にテストが実施されました。そのため、金曜日の午後(金曜は午前中のみ授業)と土・日の週末は、復習と予習で手一杯で、3か月のケンブリッジ滞在中、一度も市外へ出掛ける余裕はありませんでした。ロンドンまで車でたった1時間の距離でしたが…。

世界中から留学生が集まっていましたが、特にサウジアラビアからの留学生が多いようでした。学校の先生にたずねたところ、サウジアラビア政府が英語を使える人材を増やすために、国の費用で留学生を送り出しているとのことでした。実際、一時期はクラスメイト8名のうち5名がサウジアラビアの留学生ということも。明治初期に、日本政府が国づくりのための人材を盛んにイギリス留学させたことを彷彿とさせるようでした。

インターネットを利用した授業が行われる点は、とても新鮮に感じられました。いろいろな教育素材やアクセスの方法を習得しましたので、帰国後もインターネットを利用してBritish Englishに接するように心がけております。

私の英語表現が「American EnglishでBritish English ではない」とか「古い文法に基づく表現である(いやでも80歳という年齢を感じさせられ、へこみました)」とか「正式な表現であり過ぎて口語的でない」など、留学初期にはいろいろと戸惑いがありました。しかし、これらも授業が進むにつれ、自然と解消されていきました。

クラスメイトと学校の中庭で。
クラスメイトと学校の中庭で。
先生と教室で。
先生と教室で。