【体験記】アメリカ|高校|名門大学への編入を目標に

田中翔太さん
カリフォルニア州チコ
Butte College
留学サイトドットコムを利用して留学
発展途上国を訪れるチャンスがあり、その際に勉強がしたくてもできない子どもたちを見て、自分の学生生活を悔やみました。
「もう一度人生をやり直したい」と思い、留学を決意しました。
アメリカを留学先に選んだ理由は、コミュニティ・カレッジからの編入制度を知ったからでした。
カレッジで2年間優秀な成績を収めれば、3年次からUCLAやUC Berkeleyなどの名門大学に編入できるというものでした。
僕のような日本の名門ではないふつうの学校に通っていた人間が、アメリカの名門大学に入れる可能性がある。この制度を知ったときに、直感的に「これだ」と思いました。
留学して最初の学期は、言葉では表せないほど大変でした。
課題の量がとても多く、現地学生とのディスカッションにも手こずりました。
授業以外ではStudent assistantやチューター、ボランティアなど、さまざまなことに挑戦しました。結果的に友だちが増えて、自分の財産になりました。
生活に関しては、学校の寮に住んでいたので、積極的に周りの人に声をかけて友だちをつくっていきました。アメリカ人は音楽を爆音でかけるので「もうちょっと音を下げてくれ」と伝えに行ったことがあります。それもまた文化の違いを吸収できて良かったです。
「名門大学への編入」を目標としていたため、人より勉強をして良い成績を取らなければいけないとずっと考えていたので、最初の2年間はしんどかったです。しかし、UCLAに合格できたときは自分に大きな自信が持てました。
尊敬する先輩たちが口を揃えて話していたのが「社会に貢献したい」ということでした。僕も自分が留学で得たものを、これから社会に還元できるように動いて行きたいと思います。
留学を目指している人へのアドバイスは、「積極的に自分で行動しなくては何も解決しないし、だれも助けてはくれない」ということです。
また、留学できること自体、ものすごくラッキーなことなので高い目標を持って欲しいと思います。