台湾|大学への留学
松本悠月さん
新北市
輔仁大学
コミュニケーション学部
映像コミュニケーション学科 卒業
私は中国語「で」専門分野を勉強したいと思い、当時中国語を習っていた台湾人の先生からオススメされた輔仁大学に見学に行きました。
実際に、学校の空気を感じて直感的に自分に合っていたので決めました。
もともと映画を観るのが好きで、大学生の間に映画を撮るという夢がありました。
映画制作やカメラワークを学んでいたのですが、1年生の最初から作品づくりがあり、いきなり実践から始まります。
2年生では演技も本格的に学びました。
演劇の舞台を脚本から演出まで学生だけで完成させたのは大変でしたが、印象に残っています。授業はすべて中国語です。
留学中に苦労したのは、日本では経験したことなかった体調不良になったことです。
ルームメイトのマレーシア人の友だちが病院についてきてくれて助かりました。
何かあったときはルームメイトに頼ることをオススメします。
輔仁大学では、新入生最初の1学期間は週に1回、大学の学生がマンツーマンで中国語の授業を行ってくれます。
何かあれば、国際事務所に相談できるので安心感があります。
私は4年間、大学の寮で生活していて、留学生は優先的に入れるようです。
私はAIESECという世界中の大学にあるサークルに入っていて、他大学の学生たちとSDGsについて学んだり、海外から台湾に留学したい人のサポートをしました。
あと夜のキャンパスを走るマラソン大会があり、クリスマスの電飾が印象的でした。
台湾留学を通してたくさんの人と出会って、自分の好きなように生きていいと気づきました。
台湾では日本のように大学在学中に就職活動をするのではなく、4年生まで好きなことをみっちり勉強し卒業してから進路を考えます。
アルバイトをしながら公務員試験の勉強をする人、大学院に進学する人、留学する人もいて、いろいろな選択肢があります。
日本の友だちは3年生から就職活動をしていて、自分は遅れているのかと不安になったこともありましたが、好きなことをしていれば見つかると思えるようになりました。
楽しく生きていければいいかなとこの4年間で思いました。