帰国後に困らないために。
留学前から決める復学・進級・大学進学
留学準備は、出発日を決めて終わりではありません。日本の学校へ戻るのか、ニュージーランドで卒業するのか、どの国の大学を目指すのかによって、必要な手続きと書類が変わります。帰国後の選択肢は、出発前から整理する必要があります。
3つの進路を分けて考える
帰国後の進路は、大きく3つです。①小・中学生が日本の学校へ戻る、②日本の高校に在籍したまま留学し、復学・卒業を目指す、③ニュージーランドの学校を卒業し、日本または海外の大学へ進む、という形です。同じ1年間の留学でも、どの扱いになるかで必要書類、学年、単位、卒業時期、受験資格が変わります。「帰国すれば元の学年に戻れる」「海外の成績は自動的に単位になる」とは考えず、日本側とニュージーランド側の双方へ確認します。
小・中学生:年齢を基準にした学年が基本でも、手続きは自治体・学校へ確認する
日本の義務教育段階へ戻る場合は、年齢を基準にした学年に受け入れられます。ただし、帰国時期、住民登録、転入先、学習状況によって手続きが異なります。出発前に、現在の学校と自治体へ、在籍をどう扱うか、帰国予定時期、必要書類を確認します。現地では、在籍期間、出席、成績、学習内容がわかる書類を保管します。数か月前には転入先へ連絡し、教科書や学習の進捗状況、学校行事の時期を確認すると移行しやすくなります。
日本の高校に在籍したまま留学する場合
留学中にニュージーランドの学校で取得した単位は、学校長の判断で36単位を限度に、日本の学校でも認められます。ここで重要なのは「必ず36単位認定される」という意味ではないことです。在籍校が留学をどう許可するか、どの科目・期間を認定するか、進級・卒業時期をどう扱うかは、学校の判断と規程によります。出発前に、留学・休学・退学のどの扱いか、留学期間を在籍期間へ含めるか、帰国後に同学年へ戻るか、追加履修や追試が必要かを、確認しておきましょう。
ニュージーランドの学校を卒業して日本の大学へ進む場合
文部科学省は、海外で正規の学校教育における12年の課程を修了した人などに、日本の大学入学資格を認めています。ただし、入学資格があることと、希望大学へ合格できることは別です。大学ごとに、海外在学期間、卒業資格、成績、英語資格、日本語能力、帰国時期、国籍・在留歴などの出願条件が異なります。帰国生選抜、総合型選抜、一般選抜のどれを使うかによっても準備が変わります。ニュージーランドの大学進学資格を得ても、それだけで日本のすべての大学へ自動的に出願できるわけではありません。
卒業資格制度の移行を進路計画に入れる
2026年時点ではNCEAが主要な全国資格ですが、ニュージーランド政府は新資格制度への段階移行を公表しています。2028年以降にYear 11〜13へ在籍する予定の生徒は、どの資格を取得する見込みか、大学出願でどのように証明するかを学校へ確認します。
帰国生入試だけを前提にしない
「海外に何年住めば帰国生入試を受けられるか」は大学ごとに違います。海外の学校に在籍していても、期間や帰国時期が条件に合わない場合があります。反対に、帰国生選抜以外の総合型選抜や一般選抜が適することもあります。
ニュージーランド留学フェア2026では、小学校、Intermediate School、中高校などの担当者に、日本語通訳を介して相談できます。
【ニュージーランド大使館 Education New Zealand 後援ニュージーランド留学フェア】
2026年9月13日 (日) 11:00-16:00
赤坂インターシティAIR
参加無料・入退場自由
参加校や企画は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
