【特集】link奨学生のオーストラリア留学レポート|Vol.3
こんにちは、オーストラリアに留学中のYukaです。
こちらはイースターなどの祝日に合わせて、1週間授業のないTuition Free Weekに突入したところです。母国に帰国する人、オーストラリアの東海岸に渡航する人、寮でまったり過ごす人、課題に追われる人……皆それぞれ思うように過ごしています。私は課題に追われながら、合間には映画を観たり、少し遠出して友だちとハイキングを楽しんだり、気分転換をしながら過ごしています。
今回のレポートでは、現地での寮生活に関してお届けしていこうと思います!
留学準備について
宿泊施設(寮)探しは本当に大変でした……。
キャンパス内の滞在を希望していたのですが、期間と一致する宿泊施設がなかなか見つからず、まさに途方に暮れていました。
住まいが確定しないことへのストレスは想像以上に大きく、加えて当時は就職活動や研究活動も並行していたため、心身ともに大きな負担でした。
所属大学の留学担当者の方々が親身にサポートしてくださり、私も根気強く調整を続けて、やっとの思いで見つけることができました。

面接がある!?
さてその学生寮ですが、すんなりと入寮許可が出たわけではありません。
私が申し込んだ寮は、入寮前に面接を受ける必要があり、たくさんの時間を費やしまして準備をおこないました。
面接は、簡単な自己紹介、寮が大事とする価値観の共有、入寮を希望する理由やコミュニティにどのように貢献したいか、さらに私自身の文化的背景や他文化経験などについて質問されました。
準備の甲斐もありなんとか落ち着いて面接を終え、数日後に無事入寮許可の連絡を受け取ることができました。面接を通してこの寮の生活の質の高さやコミュニティの意識の高さを感じ、自然と期待も膨らみました。
寮生活スタート!
寮は比較的新しく、全室が完全個室で、自分のペースで生活できる一方、食事、勉強などの共用スペースも整っていて、人とのつながりを自然につくれます。また、食事は毎日ビュッフェ形式で提供されます。
メニューは日替わりで、複数の主菜や副菜に加えて、ベジタリアン、ナッツフリー(NF)、グルテンフリー(GF)など、様々な食事スタイルやアレルギー対応に配慮されています。
各国の料理が登場することも多く、食事を通して異文化に触れる機会にもなっています。出身地の料理や現地のレストランの話をするなど、食事の時間が交流の場としての役割も果たしているのも印象的です。
たのしい寮の交流イベント
さらに、寮では定期的に交流イベントもおこなわれています。印象的だったのは、セメスターの始まりを祝うディナーイベントです。新しい入居者の歓迎を兼ねたこのイベントでは、ダイニングホールがキャンドルや装飾で華やかに演出され、普段とは全く違う雰囲気が漂っていました。
イベントのときには特別にコース料理が提供され、一品ずつ丁寧にサーブしていただくので、落ち着いた雰囲気の中で食事やその時間をを楽しむことができます。
途中では寮のスタッフによる簡単な挨拶や、簡単なアイスブレイクも設けられており、初対面同士でも自然と打ち解けられるような空気が流れています。
こうしたイベントを通して、交流の機会が増えて安心感や楽しみも高まっていきました。

次回もお楽しみに
さて、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
寮での生活は、単なる住まいを超えて、積極的な異文化交流や人とのつながりを実感する貴重な場となっています。
次回は今回の留学のメインテーマ・研究室活動にも触れたいと思います。

【Yukaさん | プロフィール】
返済不要・給付型【海外留学奨学金 “link”】の第2期奨学生。
オーストラリアのパースに留学中。渡航機関2025年2月~6月を予定。