【特集】link奨学生のオーストラリア留学レポート|Vol.1
みなさま初めまして、Yukaです。
2月下旬の新学期開始に合わせて、先月より西オーストラリアの大学で交換留学を開始しました。
オーストラリアということで、季節は日本と真逆です。現在、こちらでは一年で最も暑く、雨もほとんど降らない、乾燥した季節が続いています。先住民のアボリジニの方々が「ブヌル(Bunuru)」と呼ぶ季節です。
留学に込めた思い
今回の留学では、講義に加えて特定の研究室(ゼミ)にも所属し、研究活動に参加します。国際色豊かな環境で、実験や交流を通して独自の技術や知識を身につけ、それを強みとして帰国後やキャリアに活かしていきたいと考えています。
現在私は日本の大学院に通っていますが、交換留学というかたちで留学に挑戦します。留学中は日本の研究室(ゼミ)活動を欠席することになってしまいますが、その穴を埋めるような経験をしたいと意気込んでいます。
また、すでに日本の大学で2年間の実践的な研究経験を積んでいることは大学院生である私の大きな強みであり、留学先でもその背景を活かして研究に取り組みたいと思っています。

オーストラリアに到着しました!
研究室の探し方
さて、その肝心な研究室(ゼミ)の探し方についても書いてみますね。
基本的に留学先の大学HPを確認し、各教授の方々が取り組んでいるテーマを徹底的に調べ、彼らの投稿論文にもざっと目を通しました。
その上で、私の場合、大学で学んでいる内容とできる限り似たテーマを扱っている研究室を選びました。
次に行ったのは、研究室へのアプローチです。
この段階では、私の大学の指導教員にご協力をいただきました。私の紹介文を書いてもらい、私の留学計画概要を添えて、メールを送ってくださりました。すでに交流経験があったため、なんのハードルもなく受け入れていただくことができ、渡航までの間、数回ほどやり取りが続きました。
背中を押してくださった先生、快く受け入れてくださった先輩後輩の皆さんには改めて感謝しています!
いよいよオーストラリアでの生活がスタート
オーストラリアに到着後、ほとんど休む間もなく滞在先である学生寮のオリエンテーションウィークが始まりました。新学期の授業が始まる前の1週間、朝9時から夜9時まで、食事やティータイムを挟みつつ、ワークショップやアクティビティ、セッションが開催されます。
常に何かしらのイベントが開かれていたため本当に忙しく、毎日エネルギーを使い果たしていましたが、それでも楽しく充実していたのは間違いありません。
Official Move-In Day(正式な入居開始日)の様子
この日は正式な入居歓迎日ということで、たくさんの同級生やその家族が集まり、どんどん友だちの輪が広がっていく、そんな素敵な空間でした。
夜には新規入居者歓迎会が開かれ、みんなパーティードレスに着替えてアカデミックガウンを羽織り、寮の中庭に集まります。ドレスコードが存在するのは海外文化の一つの特徴だなあと思いました。

Welcome Receptionの様子。音楽の生演奏もありました!
オリエンテーションウィーク初日は、新しい環境に慣れることにフォーカスした内容が多かったです。
ちなみにですが、アカデミックガウンは学問への尊敬や伝統の継承、学びの場での一体感を象徴するものだそうです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
次回もお楽しみに。

【Yukaさん | プロフィール】
返済不要・給付型【海外留学奨学金 “link”】の第2期奨学生。
オーストラリアのパースに留学中。渡航機関2025年2月~6月を予定。