【特集】link奨学生のカナダ留学レポート|Vol.4
あけましておめでとうございます。
2025年も始まってまだ20日程度ですが、バイトに有志団体の仕事、新学期の授業などでてんてこまいのユウカです!疲労が溜まりすぎたので、先日チムシルバン(韓国式サウナと銭湯を合わせたようなスパ)に行ってきました。
前回のレポートでは、紆余曲折ありながらも、空港まで来てくれた迎えの車となんとか合流できたところまでお伝えしましたね。
いざ!空港からホームステイ先へ
助手席で窓を開け、ドライバーのおじさんとゆったりおしゃべりしながらホームステイ先まで送ってもらったのですが、あまりの景色の良さと爽快感にワクワクが止まらなかったことを覚えています。
また、これは渡航5ヶ月が経った今でもバンクーバーの大好きなポイントなのですが、住宅街のデザインが映画でしか見たことのないような素敵さで、ドライバーにも興奮気味でfilmみたいと言っていました。

海風が爽快で本当に気持ちよかったです!
素敵な環境と、さみしさを紛らわせながらの荷ほどき
家に着くとホストファミリーが出迎えてくれて、部屋の綺麗さと広さにびっくり。事前にGoogle Mapで見ていた建物が自分の目の前に現れたことにも感動しました。
陽の光が燦々と差し込むお部屋、自分専用の洗面所、かわいい子どもたちに優しいホストマザー・ファザー。全てが完璧すぎるように思えました。
ところが。
だんだんと日がかげってきて、部屋の蛍光灯の白さが目立つようになると、徐々に孤独感が頭を出し始めました。
私のホストファミリーは基本的に1日中出かけることの多い家庭なので、この日も私を迎え入れた後はいなくなってしまい、がらんとした家が寒々しかったことを覚えています。
YouTube動画をBGMにして人の話し声を聴き、さみしさを紛らわせながら無心で荷ほどきを進めました。
初めての夕食とシャワーは苦い思い出
夕方まではなんとか平静を保てていたのですが、だいぶ心折れたのが夕食とお風呂です。その日の晩御飯はぬるいラビオリが1皿と、ピーチだかアップルだかよく分からない味のジュースだけ。
そもそと口に運ぶうちに惨めな気持ちになってきて、泣きそうになりました。
そしてお風呂に入ろうとすると、まさかのお湯の出し方が分からない!という事態に。
日本だと水量と水温それぞれを別のレバーで調整する場合が多いと思うのですが、この家のシャワーには1つしかレバーがないのです。にも関わらず、シャワーヘッドは動かせるものとそうでないもの合わせて3つもあり、その全てから冷水が噴射されてしまい…。泣きっ面に蜂としか言いようがない状況でした。
この時すでにホストファミリーは寝てしまっており、私も気力を失ってそのまま眠りにつきました。(後日確認し、解決!)

正直なところ、口に合わなかったです…
わるいことばかりじゃない
幸いだったのは、ベッドの寝心地がとてもよかったこと。セミダブルサイズでゆったり転がれるのに加え、マットレスもふかふかで、疲れていたのもありぐっすり眠ることができました。
さて次回は、初登校まで3日、そこから初授業までさらに6日ほど空いてしまった中で、ホームシックを乗り越えるためにどう動いたかを詳しくお届けしようと思います。ではでは!

【ユウカさん | プロフィール】
返済不要・給付型【海外留学奨学金 “link”】の第1期奨学生。
2024年3月に高校を卒業し、バンクーバーへ留学中。
毎日コーヒーがないと生きていけないので、歯の黄ばみ対策が目下の課題です。
学ぶこと、考えること、人と会話することが好き。趣味はドラマ鑑賞、読書、筋トレ、そして中高でやっていたバドミントンを続けたい!