アメリカ|大学学部への留学
吉原千尋さん
イリノイ州ネイパービル
North Central College
学校の寮に滞在。授業料を除いた1か月の生活費は$250-300。
グローバルスタディ海外留学センターを利用して留学
私が海外大学を選んだ理由は「なんとなく」でした。直感を信じて、勢いに任せて行動してしまう「私らしい理由」です。
数ある海外大学の中でも、小規模ながらも綿密で柔軟な教育を受けることができるリベラル・アーツに魅力を感じ、アメリカへの進学を決めました。
入学当初は専攻などもまったく決めず、自分の興味にしたがってクラスを受け、現在は人類学を専攻、政治学を副専攻しています。
リベラル・アーツの大学の最大の魅力は、「教授との距離の近さ」です。
理解できないところや質問があれば、授業後に教授のところに行きます。
学生の質問や相談に応じるために設けられているオフィスアワーも頻繁に利用します。
質問だけでなく、世間話やまったく関係ない話をしてしまい、長居してしまうこともあります。
この距離感・環境を、私はとても気に入っています。
学業以外では、友人たちと課外活動をしたり、キャンパス内のギャラリーでアルバイトをしています。
忙しくも充実した日々の中で、タイムマネージメントがいかに重要かを実感しています。
夏休みには、1か月ほどカナダでボランティア活動をする予定です。
支えてくれる周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、学生としての限られた時間を有意義に過ごしていきたいです。
アメリカでの留学生活を通して、学んだことや自分の中に感じた変化は数えきれないほどたくさんありますが、より広い視野で物事をとらえられるようになりました。
授業での学びや、多種多様なバックグラウンドを持つ人たちとの出会いが、自分の価値観や考え方に大きな影響を与えてくれたのだと思います。
日本で過ごしていたころの私を「井の中の蛙」とするならば、現在の私は井戸の外に出ることができたのではないでしょうか。