ニュージーランド|高校への留学
中川理聖さん
ウェリントン
Wainuiomata High School
ワールドアベニューを利用して留学
私には「実用的に英語を使ってみたい、世界中の人と出会いたい」という思いがありました。
幼少期から英会話を習っていた経験や、数学・理科・英語をネイティブの先生が英語で教えてくれる中高一貫校に通っていたことが影響しています。
英語力が身につくほど、留学への思いが強くなっていきました。
留学先を選ぶ際に重要視したのは「規模」です。
大都市や大規模な学校に魅力を感じなかった私は、最終的には自然と都会のバランスがとれたウェリントンの学校に留学を決めました。
渡航前にインターネットなどで情報を集めていく中で「ホームステイは当たり外れがある」ということをよく目にしていて、ホームステイに対して少し不安がありました。
ですが、ニュージーランドで出会ったホストファミリーはとても優しく、私の心配は杞憂に終わりました。
私はやや内向的な性格ですが、ホストファミリーは積極的に会話の機会を設けてくれます。
いっしょに犬の散歩をしたり寝る前に映画を見たり、週末にはビーチに出かけたり、すてきなパン屋さんに誘ってくれたりします。
もうひとつ、私にとってこのホストファミリーで幸運だったといえることがあります。
ホストシスターが同じ学校、同じ学年に通っていたので、彼女のおかげですぐに学校になじむことができました。
特に仲良くしているのは、タイからの留学生です。
ニュージーランドの学校はクラスの概念がなく、選択した教室に移動して授業を受けます。
そのため授業ごとにクラスメイトが異なり、各クラスで友だちをつくろうとするとひと苦労です。
ところが、このタイの友人は偶然にも初学期はすべての授業がいっしょでした。
お互い留学生ということもあり、いろんなことを相談したり、質問したりして助け合うことができました。
私は英語と体育、生物を2種類履修しています。
ニュージーランドの学校では授業の選択肢が細かく分かれているためおもしろいです。
私は「出会い」に恵まれていて、留学生活で今日まで大きな壁にぶつかっていないように思います。
日々の課題や授業などは大変ですが、わからないことは周囲に相談して解決できています。
居心地がいい環境ではありますが、今ある状況に甘えず積極的に新しい人間関係をつくっていこう!と日々考え、行動しています。
現在の目標は、海外大学への進学です。
ニュージーランド留学で環境問題に興味を持ちました。
将来は海洋系の問題解決に携われるようなことができないかと、考えています。