小・中・高校で
学ぶ
イギリスの小学校から高校までの学校教育には「それぞれの生徒が自分で考え、社会の中で自分の能力や価値を発揮できる人間になる」という目的が根本にあります。勉強だけでなく、緑豊かな学校の敷地でスポーツや音楽、地域と関わる活動などを通して、数多くの経験ができます。
イギリスの
小・中・高校
イギリスの小・中学・高校は90%以上が公立校です。ただし、保護者がイギリスに在住する場合を除き、留学生が入学できるのは私立校だけです。留学生は私立の寮制学校いわゆるボーディング・スクールに入学し、イギリスの伝統的教育を受けることが可能です。ボーディング・スクールでは勉強や学びの他、生徒同士が助け合いながら生活するという要素も含まれているため、自然に思いやりの心が養われます。
5歳~7歳の生徒は日本の幼稚園にあたるプレ・プレパラトリー・スクールに通い、7歳~13歳までの生徒はプレパラトリー・スクール、13歳~18歳までの生徒はシニア・スクールで勉強します。
※スコットランドでは5歳~17歳、北アイルランドでは4歳~18歳が小・中・高校の期間。
学年制度
全国統一テスト
イギリスでは日本の卒業して学歴を積み重ねる形式ではなく、全国統一テストを受けて資格を取得し、それが学歴になる検定試験制度になっています。シニア・スクールでは14歳から統一テストのための勉強がはじまり、16歳でGCSEを受験します。また、18歳になると、イギリスの大学の入学資格として最も広く認められているGCE-Aレベルを受験することになります。
これらのテストは大学入試の代わりに設けられているため、その結果が大学進学などの進路につながります。そのため、GCE-Aレベルでは志望大学が指定する科目を勉強し、受験する必要があります。そのため特に高校生がイギリスに留学する場合は、年齢ではなく、自分の学力に合わせた学年に入学することをおすすめします。
GCSE
GCSE(General Certificate of Secondary Education)はイギリスの中等教育を受けた生徒が受験するテスト。日本の中学3年・高校1年で勉強する知識と同等程度の内容が出題される。10~11年生で勉強した範囲を11年生の最後で受験する。必修科目(英語、数学、理科など)と選択科目(音楽、演劇、地理、歴史など)があり、約20科目の中から通常8~10科目を選び、履修する。
GCE-Aレベル
GCE-Aレベル(General Certificate of Education, Advanced Level)は、高等レベルの学力を証明するテスト。イギリスの大学の入学資格として最も広く認められており、生徒は12年生~13年生までの2年間で、自分に必要な科目(3~4科目)だけを専門的に勉強し、受験する。大学が受験科目を指定している場合もあり、このテストの結果次第で志望大学入学が決まる。
1年間留学や夏限定留学
1年間、日本の小・中・高校を休学してイギリスのボーディング・スクールで勉強する体験留学のパターンで留学する生徒も増えています。体験留学の場合、イギリスでの履修を認定してくれる日本の中学・高校もあるため、帰国後を考えて日本の在籍校に確認してください。
また、夏休みを利用した短期のサマー・プログラムも人気です。英語ができなくても参加でき、英語を勉強しながら他国からの生徒たちといっしょに、スポーツやアクティビティなどを体験することができます。一般的に2~6週間の短期プログラムのため、気軽に参加可能です。
後見人ガーディアン
イギリスのボーディングスクールに留学するには、保護者がイギリスに在住している場合を除いて、後見人となるガーディアンが学校入学の条件になっています。ガーディアンの選定基準は年々厳しくなっており、個人に依頼するのが難しくなってきているため、事前に入学する学校に条件を確認し、必要に応じて留学サポート団体へ依頼しましょう。
