語学＆大学学部留学
吉川 遼さん
- 留学した都市：ハミルトン
- 留学した学校：The University of Waikato
- 留学期間：2014年3月～現在も留学中
ニュージーランドに留学をした理由
私は高校３年生のとき、志望大学以外への進学は考えておらず、「必ず合格する」と思っていました。しかし、受験に失敗し、途方に暮れていました。そんなときに、両親がすすめられたのがニュージーランド留学でした。旅行で何度か訪れたことがあったので他の国より親しみがあったこと、中学時代からはじめたラグビーの本場であることは、ニュージーランドへの留学を決意するには十分な理由でした。
ニュージーランドで成長したこと
留学当初は目的や目標もなく渡航したため、思うように英語が話せず、殻に閉じこもる生活を続けていました。しかし、ホストファミリーとの会話や買い物すらできない自分に対し、「何のためのニュージーランド留学なんだ」と思うようになりました。ここでやっと「自分から行動しなければだれも助けてくれない」ということに気づきました。そこで私は「恥かしがらずに外へ出てみる」というひとつの目標を立てました。そうすると意識が変わり、何にでも積極的に行動できるようになり、英語力も大きく伸びました。また、自分に自信がついたことでラグビーでもいい結果が出せるようになり、レギュラーポジションを確保できました。
留学生活について
1年で語学学校を卒業し、ワイカト大学へ進学するという私の目標は、当初むずかしいといわれていましたが、クリアすることができ念願の大学生活がはじまりました。しかし、大学の授業では発言を求められる場面が多く、授業内容の理解が浅いと、まったく意見することができませんでした。そこで、授業後は図書館で予習・復習を毎日繰り返し、現地の友だちと勉強して理解を深めるなど、できる限りを尽くしました。そうした努力が結果として表れ、現在は3年生になり、授業中は積極的に発言できるようになり、新たな目標に向かって日々、ニュージーランドの大学生活を楽しんでいます。
これから留学する人へ
ニュージーランドの人々は優しく親切で、多くの自然に囲まれ、勉強に集中するには最適な環境です。しかし留学当初の私のように、目標や目的もない中途半端な気持ちのまま留学すると、せっかくの留学なのに得るものも少ないです。実際、挫折して帰国してしまう留学生を何人も見てきました。そうならないためにも、目的意識をはっきりさせて、人生においてかけがえのない経験をしてください！
