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ニュージーランド語学留学

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徳澤 穂香さん

  • 留学した都市:オークランド
  • 留学した学校:NZLC(New Zealand Language Centres)
  • 留学期間:2017年4月~2017年9月
  • 授業料を除いた1か月の生活費:約4万円(ホームステイ代を除く)

私は幼稚園教諭を目指していて、ニュージーランドには子どもたちの個性を大切にする「テファリキ」という幼児教育カリキュラムがあることを知りました。その教育方法に心を惹かれ、自分で体感してみたいと思い、留学を決意しました。

留学の準備段階で「トビタテ!留学JAPAN」を知り、その日本代表の6期生として、給付型の奨学金をもらうことができました。同じ期のメンバーと、留学中はもちろん、事前や事後の活動を通して、お互いの留学情報を交換しました。

語学学校では、月曜日から木曜日は9時~14時半まで、金曜日は午前中だけ授業を受けていました。クラスは15人以下の少人数制で、テストの結果でレベル分けされています。どのクラスにも、韓国、中国、タイ、マレーシア、ブラジル、チリ、コロンビアなど、さまざまな国の学生がいました。教科書やプリントを使いつつ、グループワークやゲームなどを通して、英語を学びました。
テストのあとはクラスが変わるので、そのたびに各国の手料理を持ちよってランチパーティをしました。とても楽しかったです! 週末は、友だちと遊びに出かけたり、学校のスクールトリップに参加しました。スクールトリップは自分で手配するよりも安く、クラスメイトたちと観光に行くことができるので、英語力の向上にもつながりました。

私は3つの幼稚園・保育園で、それぞれ1か月ずつインターンシップをしました。子どもと遊ぶことはもちろん、日本の遊びや行事なども紹介しました。その中でも折り紙が大人気で、園内で紙飛行機が大ブームになりました(笑)。日本の子どもよりもわんぱくで大変なこともありましたが、日本の子たちとはまた違った発想力や想像力を持っているので、いっしょに遊んでいてとても楽しかったです。

「テファリキ」を体感して思うのは、「集団の中でのひとり」としてでなく、一人ひとりの個性をしっかりと見ているということです。日本とは違い、園児がみんなで同じことをする時間はほとんどなく、それぞれの子どもが好きなことを見つけていました。ひとつのことに夢中になっている子もいれば、いろいろな遊びを転々としてる子もいる…好きなこと、やりたいことが尊重されているのがすてきだなと思いました。

留学すると、日本のいいところにも気づくことができます。また、家族や友だちの存在の大きさ、ありがたさにも改めて気づかされました。語学だけでなく、自分自身を丸ごとパワーアップさせてくれる留学、ぜひチャレンジしてください! 私はニュージーランドで見た南十字星をもう一度見たいので、現在旅行を計画中です(笑)。

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