語学留学のすべてがわかる!

Skip to content

台湾語学留学

年末

 伊藤 昌也さんMasaya Ito

  • 留学した都市:台北
  • 留学した学校:国立台湾師範大学
  • 留学期間:1年間
  • 1か月の滞在費(授業料除く):4~5万5,000円

台湾に語学留学をした理由

私はそれまで日本を出たことがなかったので、他国から見る日本を実感したいと思ったのが留学のきっかけでした。台湾を選んだのは、「台湾で生活すれば中国語だけでなく、英語も学べる。もってこいの場所」だと安易に思ったのが大きな理由です(笑)。また、「中国語留学をするなら中国」という考えが多かった中、留学経験者が少ない台湾に挑戦したくなったのも理由のひとつです。

留学前の情報収集

私の両親は当時留学に消極的で、説得するのは大変だと事前にわかっていました。そのため、「留学したい」ではなく「来週から留学してくるね」といえるくらいの気持ちで、自分ですべての準備や情報収集をし、留学の本気度を見せて納得してもらおうと準備を重ねました。実際に渡台の2、3週間前に両親に「再来週から台湾に留学してくるよ」と伝えました(笑)。学校探しについては、ウェブサイトで候補をしぼり、実際に台湾を訪れ、台北の学校を3~4校見学に行きました。学校に着いてから「語学留学を考えているので見学させてください」とつたない英語でお願いしたら、快く受け入れてくれました。

語学学校での勉強

先生によって教え方や授業形式はさまざまでしたが、ほとんどのクラスが6~8人で、輪になって授業が進められていました。ヨーロッパからの留学生が多く、毎時間和気あいあいと授業が受けられ、とても楽しかったです。1日でも休むと、みんなから心配するメールが送られてくるほど仲良くなります(笑)。毎日宿題が出され、文章問題や漢字練習、自国の文化のプレゼンやドラマ作成などの課題もありました。

台湾での生活

私は、到着直後は友だちの家に住まわせてもらい、住居探しのアプリを使って家を探しました。契約時は、日本語ができる台湾の友だちを連れて行くか、中国語ができる日本人に同席してもらうことをおすすめします。台湾に行って最も印象に残ったのは、バイク文化です。ほとんどの台湾人は、バイクで行動しています。台湾人と友だちになると、よくバイクの後ろに乗せてくれ、学校までの送り迎えをしてくれることもありました(台湾ではヘルメットをすれば2人乗りもOKです)。

 

語学留学で経験したこと

台湾人は人のつながりを大切にし、常に助け合いながら生活をしています。人見知りが激しい私は、最初は馴染めませんでした。たとえば、友だちと2人で食事する約束をしても、友人が新たに友人を呼び、そのまた友人が違う友人を呼んで、結果的には「初めまして」が7~8人いたりして。でも、それは台湾の文化であり、すばらしいところです。私も「文化は変えられない、変わるべきなのは自分自身」だと学びました。また、家族愛や愛国心が強いのも、台湾のいいところだと思います。私も日本から離れ、家族の大切さや家族への愛情が深まりました。

Ito
Ito (2)