Rowan University:現地留学 vs オンライン留学|英語プログラム編

体験者と学校担当者のコメント動画(日本語字幕あり)

フィラデルフィア、ニューヨーク、ワシントン D.C. にも近いニュージャージー州に位置している公立大学付属の英語プログラムだ。実際にアメリカで対面授業を受ける「現地留学」か日本にいながら Zoom を使って授業を受ける 100%の「オンライン留学」から選択でき、両方とも 10 年以上英語を教えているベテラン講師から教わることができる。

ウィズコロナ時代になり、留学のカタチも変化している。従来の留学は、「外国に渡航する」ことが大前提だったが、IT 環境の進歩に伴い日本にいながら留学を体験できる「オンライン留学」も注目を集めている。現地留学、オンライン留学を経験した先輩の声を聞いて、それぞれの特徴を比べ、あなたにはどっちのカタチが合っているか考えてみよう。

現地留学

日本の大学3年生を終了後、休学して英語プログラムに留学中。

妹尾 萌 さん

日本の大学3年生を終了後、
休学して英語プログラムに留学中。

オンライン留学

大学4年生の夏休みに4週間のオンライン英語プログラムに参加

高橋 理都子 さん

大学4年生の夏休みに
4週間のオンライン英語プログラムに参加

オンライン留学

大学2年生の春休みに5週間のオンライン英語プログラムに参加

望月 京佳 さん

大学2年生の春休みに
5週間のオンライン英語プログラムに参加

「現地留学」「オンライン留学」を選んだ理由

 現地留学

『実践してこそ力になるから』

様々な国から来ている留学生と、授業以外でも交流してみたかったからです。また、Rowan大学は、キャンパス周辺の治安が良く、自然にも恵まれ、少人数の授業であることも大きなポイントでした。

 オンライン留学

『コロナ禍でも学べる!費用もリーズナブルだから』

コロナと費用の面を考えて選びました。純粋に英語力を鍛えたいと思ったのと、自分のレベルや目的に合った授業をネイティブの先生から受けられるので、参加を決めました。また、日本人以外の学生もいるので日本とは違った環境で自分の能力を試したいと思ったからです。

授業の様子

 現地留学

妹尾:ひとクラスは約10人で、日本人は私ひとり。月~木曜日の9:00~14:20まで授業があり、金曜日は休みです。1タームは2か月弱で、前学期の授業は、文法、リーディング、スピーキングの3コマを学び、今学期はリーディング、ライティング、プレゼンテーションの授業を受けています。提出物、授業中の態度、出席率、授業内の小テストなどで80%以上の評価をもらえると次のレベルに上がることができます。授業では様々なテーマについて意見を交換し合うことが多いです。

 オンライン留学

望月:ライティング&文法、リーディング&語彙、リスニング&スピーキングの3コマ各75分の授業が週4日間あり、スタートは朝の8:30でした。リーディングの授業で小説を読む前に映画を観てあらすじを追ったり、スピーキングの授業で脱出ゲームをしたことなどが印象に残っています。

高橋:リーディング&ライティングとリスニング&スピーキングに分かれていて、授業時間は火〜金曜日の8:00~11:30でした。ひとクラスの人数は約12人。授業中のグループワークを通して他大学の学生とも交流できました。リーディング&ライティングの授業では、課題文に目を通したりエッセイを提出したり、リスニング&スピーキングの授業では最後にペアでプレゼンを行いました。先生が一方的に話す授業ではなく、先生が質問して学生が答えたり、学生が自分の考えを英語で話したりする機会もありました。

苦労したこと

 現地留学

『英語で自分を表現すること』

ディスカッションの場面が多く、先生だけではなくクラスメイトからも、意見や考えを求められ、英語力と同時に即座に自分を表現する力が必要だと感じています。一生懸命伝えようとする姿勢が大事だと思います。

 オンライン留学

『言葉だけで伝える難しさ』

現地だったらボディランゲージなど、コミュニケーションの取り方に選択肢があると思うので、言葉だけで伝えたり理解したりしなければいけないのがオンラインゆえの難しさだったと思います。

Rowan大学のいいなと思う点

 現地留学

妹尾:少人数授業でじっくりと先生が向き合ってくださり、わからないことは何でも質問できる雰囲気があるところです。また、授業の一環として座学だけではなく、学部生が企画するイベントに参加できたり、サークルに所属できたりとアメリカの大学生活を味わえる機会もあります。私は、幼児教育のサークルに所属しています。さらに、様々な国からのクラスメイトとの交流を通して、彼らの国の文化を知ることができる点も魅力のひとつです。大学のカフェテリアや図書館などの施設を利用することもできます。

 オンライン留学

望月:先生が素晴らしかったです。学生の話す英語を理解しようとしてくれて、何か発言すると、つたない英語でも内容が少しずれていても、まず肯定してくれました。授業はとても質が高くて、ゲームやクイズ、映画などを取り入れて楽しい授業でした。質問がある時は、いつでもメールしていいと言われていました。

高橋:先生方はみなフレンドリーで、誰もが話しやすい空間をつくってくださいました。そのおかげで、とても楽しく授業を受けることができました。また授業後に先生からアドバイスをもらえる機会があり、そこでは細かい発音や単語の覚え方などを指導していただきました。さらに、海外の大学院への出願のための志望理由書を書いた際にはコメントをいただいたりと、授業外でも手厚くサポートをしてくださいました。先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

留学して成長したところ、身についた力は?

 現地留学|妹尾

『英会話力の向上』

特にリスニングとスピーキング力が身につき、先生や友人と会話を楽しむことができるようになりました。

 オンライン留学|高橋

『英語力の向上』

会話の理解度が上がり、言葉につまることが少なくなりました。なるべく文法ミスがないよう意識するようにもなりました。

 オンライン留学|望月

『モチベーションの保ち方』

他の学生に圧倒されたり、積極的な学生がいて落ち込んだりする中で、自分にできることはないかと探せるようになりました。

これからの目標について聞かせてください。

 現地留学

『Rowanの大学院に進学』

Rowan大学付属の幼稚園で、ボランティアをする予定です。日本の大学を卒業してから、Rowan大学の幼児教育学科の大学院に進学することも視野に入れています。

 オンライン留学

『現地でも学んでみたい』

オンラインだと授業後にクラスメイトとの交流がなく、現地の空気を感じられなかったので、現地でも学んでみたいです。たとえ翻訳ソフトがあっても英語は必要だと考えます。将来は海外の大学院で学んでみたいです!

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