Kristin School:名門校を知る。
経験者と学校担当者からのメッセージ(日本語字幕あり)
Kristin Schoolは、国際バカロレア認定校で幼稚園児から高校生(年齢4歳~18歳)を対象とした、男女共学の全日制の私立学校。KristinはCrimson Educationによる、世界のトップ大学入学者ランキングでニュージーランド1位に選ばれている。

在校生の私たちがお話します
(右)平野 瑞葉さん:現在13年生、IBコース在籍。2019年の夏休みにKristinに短期留学→2020年から長期留学中。
Q. Kristinを選んだ理由
平野:日本の大学の医学部への進学を考えているので、留学するなら高校時代しかないと思っていました。英語は苦手でしたが、将来必ず必要なので、海外に行って勉強せざるを得ない状況をつくりたくて留学を決意しました。Kristinとの出会いは、IBプログラムに力を入れている学校を紹介してほしいと留学エージェントに相談し、紹介してもらったのがきっかけです。留学前に英語の勉強はしていなかったのですが、もともと話すのが好きだったのと、夏休みに1か月留学して少しずつ英語に慣れていきました。長期留学前に、実際に学校の雰囲気を見ることができたのもよかったです。
加藤:日本で通っていた高校がIBプログラムをやっておりKristinが提携校だったこともあり、学校のプログラムでまず半年間の留学をしました。その後、帰国子女の友だちの影響を受け、2020年に長期留学でKristinに戻ることを決めました。最初に留学したときは、ほとんど英語が話せなかったのですが、長期留学のときは積極的に話す努力をして、だんだん英語が身につきました。
Q. 日本の授業との違い
加藤:グループディスカッションやクリエイティブな授業が多い点や先生と生徒の距離が近い点だと思います。ひとクラスの人数は多くても20人で、少人数でアットホームな雰囲気です。
平野:日本では公立の進学校に通っていて、詰込み型の授業でした。ニュージーランドの授業スタイルはすごく自由で、勉強も強制的にやらされているのではなく、自分次第です。補習や大量の課題があるわけでもないので、わからないときは自分で聞きに行かなければいけません。生徒の自主性に任されているところが違いだと思います。
Q. 好きな授業は?
平野:国語です。日本のカリキュラムとまったく違っていて、詩、戯曲、小説、随筆などを分析して分析文を書いています。根拠を示す必要がありますが、自分の意見を言えるところが気に入っています。
加藤:地理が好きです。クラスは6人しかいないので、発言がしやすい環境です。日本ではあまり勉強したことがなかった地域の人口や環境などを学んでいます。
Q. 勉強以外の活動について
加藤:吹奏楽部に所属しています。週に1回、2時間しか活動していませんが、他学年の友だちもできて楽しめています。
平野:学校主催のミュージカル制作に参加し、私は裏方の衣装係を担当しました。学年関係なく全員で協力して、ひとつのものを作り上げていく経験はとても貴重です。
Q. Kristinの好きなところ
加藤:設備が整っているところと、サポートが充実しているところです。Kristinの先生方は優しくて、困ったことがあれば丁寧にサポートしてくれます。周りの生徒のレベルが高い点も刺激的です。卒業後はオーストラリアの大学で地理や社会学を学びたいと考えています。
平野:生徒の国籍がさまざまで、いろいろなバックグラウンドをもった人と知り合えるところです。私はニュージーランドに来たときに言葉の面で苦労し、外国生まれの友だちが親切に助けてくれたのを覚えています。そこから学ぶことも多かったし、そのような経験ができるのも大きいです。また、日本人の数が圧倒的に少ないのも魅力のひとつだと思います。
IBプログラムの一環として「CAS」という他の生徒と協力して50時間、ひとつの物事に取り組む必須のタスクがあります。私たちはふたりでニュージーランドに留学している日本人のコミュニティを立ち上げました。現在は、オンラインで交流しています。ニュージーランドに限らず、将来留学を考えている人に同年代の目線で話ができる場を提供していくことが目標です!

