Camosun College:教えて先輩!カモーソンってどんな学校?
ブリティッシュ・コロンビア州最大の公立カレッジであるカモーソン・カレッジは、多彩なプログラムを提供し、毎年多くの留学生が学びにやってくる。今回カモーソンに留学したふたりの先輩が魅力を教えてくれた。

マリオ さん

ミカ さん
Q1|カモーソンに決めた理由
ミカさん:英語の先生になりたくて、日本の大学3年生のときに交換留学でカモーソンに来ました。帰国して日本の大学を卒業するか悩みましたが、幼いころから続けていたバレーボールで、カモーソンの選手として受け入れてもらえたのがカモーソンにとどまった理由です。
Q2|カモーソンの好きなところ
マリオさん:大学編入プログラムで経済を学んでいましたが、編入に必要な経済のコース以外にも、自分の興味があるコースを履修できる点です。僕は、ビジネス英語や韓国語も取っていました。その単位も編入のときに移行できるので、知識を得られるうえ時間も節約できます。
Q3|カモーソンでの生活とコロナ禍の留学生活
ミカさん:授業後に毎日2時間、バレーボールの練習をしています。チームメイトはカナダ人が多く、日本人は私だけです。数年前にカレッジリーグの全国大会にも出場しました。初めは英語もわからないままカナダ人のコミュニティに飛び込んだのでとても戸惑いました。でも今はバレーボールのおかげで、英語力も上がったし仲間も増えました!
マリオさん:昨年の9月まではすべてオンライン授業でした。日本に帰国して授業を受けている友だちもいましたが、時差があって大変そうだったので私はカナダで授業を受けていました。今はほぼ対面授業に戻っています。オンラインではなかなか新しい友だちを作れなかったので、これから巻き返したいと思います!
注目1|カレッジから大学へ 大学編入プログラム
カモーソンで1年間または2年間学んだ後、取得した単位を移行して大学の2年目または3年目に編入できるプログラム。提携先は、どれもカナダを代表するトップ大学。大学は学費が高くクラスサイズも大きいため、経済的で小規模なカレッジでまず経験を積むのが人気のルート。カモーソンで4年間かけて学士号を取れる学位プログラムや1年間の修士号レベルのコースもある。

注目2|実践的&少人数クラスで質問がしやすい環境
ミカさん:カモーソンの授業は、ひとクラス約25人です。教授との距離が常に近く、わからないことはすぐに質問できます。スポーツ・マネジメント学部の実技授業では、実際に障がい者スポーツをやったり、スポーツテクノロジーを使ったりしています。学生の参加が求められるので、ただ出席だけしていればいい授業はひとつもありません。
マリオさん:カモーソンからビクトリア大学に編入した私の体験から言うと、初めての留学でいきなり大学の授業についていくのは無理だったと思います。とにかく覚えることや提出する課題が多いし、授業のスピードが速いです。ひとクラスのサイズは100人が普通なので、質問があっても授業後は質問したい学生の長蛇の列です。カモーソンで、英語で学ぶ環境に慣れ、大学での勉強に必要なスキルを事前に身につけられたのは本当によかったです。
注目3|視野が広がる国際色豊かな校風
マリオさん:カモーソンには80か国からの留学生が在籍しており、ダイバーシティな雰囲気を味わえます。留学生のオリエンテーションや年に一度、一般の来場者を招いて留学生の文化を披露する文化祭が行われます(新型コロナ前)。留学生カウンセラーが履修計画、進路相談、エッセイの添削などの学業面のサポートから住まい探し、保険、ソーシャルアクティビティの機会などの生活面のサポートまでしてくれます。
ミカさん:留学当初は英語力を早く上げたかったので、日本人がいる場は意識的に避けていました。今は、授業やバレーボールのチームで英語にどっぷり浸かっているので、住まいは日本人とシェアハウスをしており、いい息抜きになっています。いざとなった時に日本語で相談できる環境があることも大切です。

