カナダ留学のすべてがわかる!

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大学学部留学

竹田01

竹田  光里さん

  • 留学した都市:ナナイモ
  • 留学した学校:Vancouver Island University
  • 留学期間:2016年9月~現在も留学中
    (2020 年6月帰国予定)
  • 滞在方法:学校の寮
  • 授業料を除いた1か月の生活費:約C$1,000

特別なことではない「進学=留学」

私は中学から高校まで、日本のインターナショナル・スクールに通っていて、友だちが留学したり海外から転入してくることがよく起きる環境でした。そのため、進路を考えたときに「進学=留学」という選択は、特別なことではありませんでした。私が日本で通っていたコロンビアインターナショナル・スクールがカナダのカリキュラムを取り入れていたので、留学先は自然とカナダに決まりました。

私はブリティッシュ・コロンビア州のナナイモにあるVancouver Island Universityで、Digital Media Studiesを専攻しています。プログラムはDigital MediaクラスとMedia Studiesクラスのふたつに分かれています。Digital Mediaクラスは、パソコンを使って学ぶ実習型のクラスです。おもにウェブ制作を勉強して自分でウェブサイトをゼロから立ち上げる方法や、パソコンを使用して自分で撮影したビデオやオーディオを編集して作品をつくることなどを学びます。

Media StudiesクラスはDigital Mediaクラスとは異なり、技術面の知識ではなく、CDや手紙、電話、テレビなど、つくり手から聞き手に伝達するメディアに関する知識を詳しく学ぶクラスです。

自分の意思を伝えることの大切さ

カナダで留学生活を送っている中で感じるのは、自分の意思や意見を相手にはっきり伝えることの大切さです。日本で暮らしていたころには気づかなかった日本の「察する文化」。その感覚が私自身にも深く根付いており、大学生活1年目はその文化の違いから、現地学生との交流や寮生活の面で大変苦労しました。こちらはいろいろと気づかっていても、ルームメイトは私が期待するようには配慮してくれないことにストレスを感じていました。

そういった経験の中で感じたのは、外国で生活する上では現地の人に自分の文化を求めるよりも、こちらが出方を変える必要があるということです。自分の意思や意見をはっきり伝えることで、生活しやすい環境がつくれるという発見でした。また、私にも他人のリズムに合わせて生活することができたという、自分の新たな一面を見つけることもできました。

留学によって、勉強や自炊、食材買い出し、洗濯、お金の管理など、これまでやってこなかったさまざまなものが、はじめて自分の生活に入り込みました。スケジュール調整をしてそれらを行うことは、とても良い経験になっていると感じています。

 

[themify_box]保護者のコメント
「自立心」と「社会への適応性」が大きく養われるといわれる大学時代を、海外で過ごさせたいと考えていました。1年目ははじめての出来事に戸惑いながらも順調に滑り出したようです。たくさんの人に出会い、刺激を受け、多くの経験をして、大きく成長することを楽しみにしています。[/themify_box]

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