IELTS
IELTSは、海外留学や研修のための英語力証明、海外移住申請に最適なテスト。グローバルスタンダードの試験として、世界140か国、10,000以上の教育機関、国際機関、政府機関などで認められ、オーストラリアにおいてはすべての大学で採用されています。全世界での受験者は350万人以上と最大級の規模を誇っています。試験はリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つのテストで構成されています。筆記は記述式、スピーキングはface to faceの面接形式で行われ、日本人が慣れ親しんだ実力の発揮しやすい試験形式に定評があります。IELTSの試験は全国さまざまな都市でほぼ毎週、土曜日を中心に実施されています（会場は試験日によって異なる）。テストの受験回数に制限はなく、繰り返し受験することが可能です。
実用英語技能検定（英検）
実用英語技能検定、通称「英検」は文部科学省が後援する国内で受験者が最も多い実用英語試験のひとつ。2020年2月現在、北米を含む約400の大学・カレッジが留学時の語学力証明として英検を認定しています（オーストラリアでは5州の州立高校に加え、約20の教育機関が認定）。英検の試験問題はリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能のバランスが重視され、社会で求められる実用英語が出題されています。試験は年3回実施され、3級以上は一次試験（筆記）と二次試験（面接）の両方をパスして合格となります。日本全国で受験でき、隣接級を同時に受ける「ダブル受験」も可能になっています。
TOEFL iBT® テスト
TOEFL®テスト（Test of English as a Foreign Language）は50年以上にわたって世界中で受験されているテストで、現在約150か国、10,000以上の機関が英語力の証明として認定しています。最新のインターネット技術が投入されたTOEFL iBTテスト（InternetbasedTest）により、「読む｣「聞く｣｢話す」「書く」の4技能を一度のテストで測定します。TOEFL iBTテストは年間約40回、土・日を中心にほぼ全国で実施されています。Regular registration（試験日の7日前まで）の受験料はUS$235、Late registrationの受験料はUS$275。
TOEFL Junior®
TOEFL iBT®を開発するETS（Educational Testing Service）が2010年に開発した中高生向けのTOEFL®。「読む・聞く」の2技能を測定するペーパーベーステスト。CEFRA2～B2レベルを世界基準で測定できます。個人受験（公開テスト）と団体受験（学校・団体による実施）があり、それぞれ申し込み方法が異なります。
AEAS
AEAS（Australian Education Assessment Services）は、オーストラリア留学を目指す海外の小・中・高校生向けのテスト。英語能力（読解力・語彙力・筆記能力・リスニング・スピーキング）、一般能力、数学能力を測定します。毎月東京で試験が行われています。受験料はA$520で、銀行送金またはクレジットカードでの支払いが可能です。
オーストラリア留学ガイドブック 2024-2025
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