オーストラリア留学のすべてがわかる!

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スタディ・アブロード留学

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平越 真由さん

過去にも他国への留学を経験して、文化や言語のちがいは、その国の風土と歴史によって大きく左右されているということを学びました。オーストラリアは南半球に位置し、比較的新しい国です。そんな国の会話や思考はどうちがうのかという興味から、メルボルンのDeakin Universityに留学しました。

メルボルンは世界で最も住みやすい都市に選ばれており、「芸術の街」と呼ばれています。その異名の通り、街にはストリートアートや美術館が多く見られます。人口の約半数が国外で生まれたか、国外で生まれた親を持つ人であることから、まさに多文化が共生している街でした。そんなちがいが個性として受け入れられる場所で、日常的に多種多様な背景を持つ人と会話を交わし、世界の国の代表的な料理を食べることが楽しみでした。

ただし、多様な価値観を持つ人々との暮らしには問題点もあります。半年を学生寮で過ごしましたが、同じ寮の仲間と勉強やパーティができる楽しみもある中、ルールを守らない同居人もいます。文化背景が異なるからこそ、多くのすれちがいが起きます。そういった経験を通じ、異文化のネガティブな面にも対応できる柔軟さを身につけることができました。

Deakin University附属の語学学校でのインターンシップに応募し、いい結果が得られたことは、留学生活の中でも特に印象に残っています。語学学校のインターンシップは、留学当初からのあこがれでした。ただ競争率が高く、提示された留学生の条件にも当てはまっていませんでした。それでもレジュメを書き、直接自分を売り込みに行き、受かることができました。留学前の自分にはできなかったことだと思います。

これは恩師の言葉である“Ask, and it will be given to you.”を体現した結果です。与えられるのを待つのではなく、自ら積極的に努力すれば、必ずいい結果が得られるということです。「気になったらとりあえず聞いてみる」という積極的な姿勢は、留学のひとつの場面だけでなく、普段の生活の質を変えていくことに気づかされました。

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Q. 学校生活の中で感じたことは?

授業中はついていくのに必死で、友だちがつくりにくいと感じました。そのため、サークルなどに積極的に参加することで、友だちや助けてくれる人が増えると思います。

Q. 「留学生はこうした方がいい」と思うことは?

語学学校の先生たちからは、「日本人は必ず宿題をやるマジメな人が多いけれど、失敗を恐れて挑戦してくれない、もったいない」という声が聞こえてきました。