日本の大学を休学して大学学部留学(トビタテ留学JAPAN)
平賀 友奈さん
- 留学した都市:カリフォルニア州コスタメサ
- 留学した学校:Orange Coast College
- 留学期間:2019年1月~現在も留学中
- 滞在方法:ホームステイ
- 授業料を除いた1か月の生活費:約13万円(家賃込み)
- 利用したサポート団体:留学サイトドットコム
チアダンスを学びに本場アメリカへ
私は日本でチアダンスをしていて「将来はチアダンススクールを開校し、日本にチアダンスを広めたい」と思っていました。しかし、日本ではチアダンスを学べる環境が少ないため、本場アメリカへダンス留学をしようと思ったのがきっかけです。「ダンス学部」があるアメリカの大学に留学するためには、日本の大学を休学しなければなりませんでしたが、文部科学省が実施している「トビタテ!留学JAPAN」という返済不要の奨学金制度に合格できたことが、私の留学を後押ししてくれました。
留学当初は英語が聞き取れず、コミュニケーションがうまくいかないことにストレスを感じましたが、4か月が経った今ではクラスにも慣れ、ダンスの発表やコンサートを通してたくさんの友だちができました。アメリカの人たちはとてもフレンドリーで、オープンなので接しやすいです。留学先では、日本人の友だちをあまり多くつくらないことオススメします。英語の授業も受けていますが、友だちとの会話で英語が伸びたと感じています。とにかく恐れずに、たくさん英語を話すことが大切です。
ダンス学部ではモダンダンスやタップダンスなども学ぶことができ、新しいダンスに触れる機会がありました。私の学校ではユニットごとに授業料が発生するのですが、留学生は授業料が高く設定されているため、ひとつひとつの授業に重みを感じます。
ダンスのオーディションにも挑戦
留学中にはダンスのオーディションにもチャレンジしましたが、受からず落ち込みました。実力不足なのはもちろんですが、表現力豊かなアメリカの人たちのように自分を表現するということにむずかしさを感じました。アメリカの学生たちはとても表現力が豊かですてきです。ただ、悲しいことやイヤなことがあると授業中に泣き出したり、途中で帰ってしまうのには驚きました。また、授業に対する姿勢もひとり一人で違うので戸惑いましたが、今は個性として受け止めています。
私が滞在しているホストファミリーは優しく、私のダンスの発表なども見にきてくれます。普段は仕事をしているため、朝は自分で適当なものを食べていますが、夜はメキシコ料理や中華料理、アメリカンフードなど、多種多様な料理をつくってくれます。ハウスメイトやルームメイトとバスルームを共用で使う場合は、あらかじめシャワーを使う時間帯を聞いておくといいと思います。時間帯によってかぶってしまい、困ることもあります。