アメリカ留学のすべてがわかる!

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高校生の交換留学

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松本 彩果さん

アメリカの高校生活に憧れて留学

私は高校1年生のときから10か月間、アメリカに交換留学をしました。留学することに少し不安がありましたが、アメリカのドラマを見て「アメリカの高校生のような生活をしてみたい」という憧れを持っていました。

いざ留学し、学校の授業を受けてみると、アメリカ史などは知識もなく、授業のスピードも速く、完全にお手上げ状態でした。日本では得意科目のひとつだった英語は通用せず、体育と音楽はやっとついていけるくらいでした。

クラスの友だちや先生に教えてもらいながら毎日必死に勉強した結果、何とか満足する成績を収めることができました。学校ではバレーボールなどの部活動に参加し、友だちもたくさんでき、充実していました。

留学中、ホストファミリーの存在は何よりも大きかったです。家族でいっしょにスポーツをしたり、文句をいいながら姉弟と掃除をしたりと、にぎやかで楽しい毎日でした。

家族のつながりが深まった話し合い

もちろん、留学中に戸惑うこともありました。友だちと遊んだり、多くのアクティビティに参加したかった私にとって、「車を運転できない=自由に移動できない」ことは、ストレスでしかありませんでした。ただ、ホストファミリーは頻繁に車を出すことをよく思っていませんでした。

ホストファミリーとお互いの不満を解消しようと話し合った結果、私はできるだけ友達に送迎をお願いするようにしました。運転できないアメリカの高校生が、先輩や友だちの親などに送迎をお願いするのは、アメリカ社会においてよくある習慣だということを知りました。

また、ホストファミリーと本音で話し合い、お互いの気持ちを共有することの大切さを確認でき、より家族の一員として迎えられていると実感しました。

今回のアメリカ留学を通じて、語学力や能動的な行動力が得られたと共に、地球の反対側に第二の家族ができたことが、私にとって大きな宝物だと感じています。今でも連絡を取り合う友だち、4年ぶりにアメリカを訪れてもブランクがなかったかのように馴染めるホストファミリー。高校生だからこそ意欲的にがんばることができ、これらの宝物が得られたと思います。

私は留学のきっかけは、些細なことや漠然とした憧れでいいと思います。「がんばってみよう」と思えたら、ぜひ留学に挑戦してみてください。

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